テーマ:特別支援教育について(353)
カテゴリ:特別支援教育
5年生の家庭科、ソーイングの補助に入りました。 数週間にわたって行ってきたソーイングの最終日。
担任の先生は、複数のミシン操作に張り付き、作品の完成に立ち会い、 私は事前作業の終わっていない子たちの、裁断・仮縫い等の指導や手助け。
一つ完成させて、あと一つ作ろうかどうか悩んでいる男児がいました。 今から取り掛かっても、とても今日中の完成は無理。
おそらく今取り掛かってないと、絶対に作らないと思うから、できるところまでやって、 残りは家でミシンなり手縫いなりで仕上げたら?とアドバイスしたところ 「じゃあ、僕にくっついて手伝ってくれる?」との返事。 「いいよ、ほかの人が助けを求めたらそっちに行くけど、 できる限り一緒に手伝うから、やってみようよ」と投げかけたら、ささっと取り掛かった。
作業中、彼がぽつりと一言。 「先生は、なんでお手伝い先生なの?」 ん???? 「お手伝い先生、おったほうがいいやろ?」と聞いてみると 「うん、そうだけどさ、なんで担任の先生しないの?」
なるほど、そういう質問ね。 「先生は、教えることよりもお手伝いのほうが上手だから お手伝い先生として、採用されてるんだよ。 図書室の先生とか、事務の先生とかと同じようにね」
「ふ~ん」 そして作業に没頭していきました。
もしかして、私に担任してほしかったのかな
この子は以前の日記でも紹介した「とっても頭のいい子」です。 周囲の人に興味を持ってくれて、うれしいよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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