ワタシはちっちゃな頃から動物が大好きで、特に犬が大好きなコドモでした。
でも動物禁止のマンションだったので、いつも犬を連れている人をうらやましげに見ていることしかできませんでした。
だから将来はぜったいぜったい一戸建てに住んで、犬飼ってやるーって決めていたのです。
が、しかーし、なんとか千葉の田舎に念願の庭付き一戸建てを買ったけれどローンを返すために自分も働きにでなくちゃいけなくなったのです。子犬は毎日3食あげなきゃいけないと思っていたワタシはまた泣き泣きあきらめることになり、しょうがないので近所のペットショップにほぼ毎日通っては子犬たちを眺めてガマンしてました。
でもとうとう運命の日がきたのです。
いつものようにショップに通い子犬たちを眺めていたら、そこには入荷したばかりのシェルティの兄弟が仲良く寝ころんでいたのです。あまりのかわいさに動くことができずにガラスにへばりついていたら、すっかり顔なじみになった店員さんが声をかけてきました。
店員:「だっこしてみますか~?」
ワタシ:「え~っ♪でも抱っこしたら欲しくなっちゃうからなぁ。子犬って1日3回はゴハンあげないといけないんでしょう?」
店員:「そのほうがもちろんいいですけど、2回でもだいじょうぶですよ。」
・・・その店員さんのひとことで気がつくとワタシは「この子ください♪」と言っていました。それがディーノとの出会いでした。
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