カントリーの自宅SHOP「テディベアテラス」のゆみちゃんの日記  <毎日、一歩、一歩。>

2006/08/24(木)03:13

ゆみの第二の人生を、おしり蹴飛ばして歩ませた親友のRika(初めて言う話)。。。力強くお互いに歩こう!

ゆみの一歩一歩<何気ない日常の中で>(352)

  先日、親友と二年ぶりに話し込んだ。っていう話を書いた。   ちょっとだけしか書かなかった。また改めていつか書こうと思っていた。    こんな日記だった。    ゆみの親友、Rikaちゃん。  何せ二年ぶりなので、ゆみちゃんの日記を始める前にしか会っていない。  あ、たぶんその間にお客様としてイーネ・イーネはご利用いただいてる。  だけど、二人でじっくり話したのは、二年前の夏。  ゆみが真夜中さんとの終結をお知らせしたとき以来。。。  そのときも、夜8時から、朝4時まで話した二人だけど、今回は、夜11時に家に呼んで、  朝9時半までぶっ通しのおしゃべり。   それがYumiとRikaには当たり前なので、めったに会わないようにしている。   今回、「人生を生き直してる」と言うRikaと話せたことは、ゆみの心の財産となった。   きりがないおしゃべりは、ゆみのお菓子教室ぎりぎりまで続き、駅まで送ってもらって   いつとも決まらない次回までまたお預けになる。  これだけ。  これを書く前に、Rikaに一応メールで聞いた。  「Rikaって名前を出して書いてもいいかな。」返事はすぐ来た。  「ゆみちゃんの日記、少し読んでみたけど。。。いいよ!実名で書いても!」  そっけない返事だったけど、うれしかった。  ゆみが自分を実名で書いてる日記。  それを友達が、自分もそうやって載せていい、って言ってくれたことは、ゆみの姿勢に賛同して  くれたようで、嬉しかった。    後から気づいた。    彼女は、今の日記じゃなく、ちょっと前の日記に、先に実名で、コメントをくれていた。    さすが友達。やることが粋。    そう思って読んで、しみじみした。実はちびっと涙がにじんだ。。。   コメントは、欲張りな自分にへこたれそうな時・・・前を見て歩け、ゆみ。自分へのエール。    っていう日記についていた。    ちょっとへこたれていたゆみだった。    前へ     Rikaさん 突然こんなところに迷い込んでごめ~ん。 私の実名を出していいか聞かれたから、ちらりとのぞいてみたのです。 久しぶりに会って話せて嬉しかったよ。 ノンストップ12時間。ええ、疲れました。 が、必要だったのでしょう。そのくらいの時間は。 多くを背負い、多くを求める。 その欲張りなやり方は、実は周囲に大きな犠牲を強いることもあるし、 他者の深い理解が必要なこともある。 でも、それでいいのよ。なぜならあなたが「裕実」であるから。 小さな体にあきれるくらいのパワーを秘めた永遠の超大型台風。 そうやって人を巻き込み、嵐のように進んでいく。 やるからには倒れるまで走り続けるしかないでしょう。 いえ、倒れたって立ち上がりなさいな。あなたにその力があることは分かっているんだし。 じゃね。また2年後かしら?   (2006年08月15日 16時46分58秒)    涙にじませて、ゆみは思った。「ウワッこいつ、すげえ。。。」    言葉は悪いがそんな風に思った。「いつの間にこんな。。。」        ゆみが見透かされてることに感動しただけじゃなく、YumiとRikaの心の成長を思った。       何年も、心をさらけ出してきた期間を経て、今こんな風に我々はよい成長を遂げたのだと、    相手の言葉に自分の成長も思った。    相手を尊重しながら、何も隠さなくてよくなった一晩中の会話は、    何もかもすでに吹っ切れている、潔く人生を進む二人であることを実感させた。    10年前はまだまだ肩肘張ってた。    バリバリのキャリアウーマンで、当時流行のDINKSで・・・というRikaと、    毎日真っ黒になって、自転車の三人乗りもものともしない時代のゆみ。    何年も遠ざかってみたりしていた。    話も合わないだろう、くらいに思っていた。    5年前、テディベアテラスを始めたいという構想を話したとき、    Rikaはそこに、自分のできることがあると名乗りをあげ、惜しげもなく手伝ってくれた一方で    自分も夢を描いて参加してくれた。    ところが現実は甘いものじゃなかった。    二人は、周りの人の中で、親友であることも見失いかけた。    Rikaの涙を初めて見た。「もういい!!」と立ち上がるRikaの腕を押さえ込み引っ張って、    もう一度座らせた。    そのまま去って行かせてしまってはいけない相手だったから勇気を出した。    二人は、二度とビジネスではかかわらない、友達でいよう、と決めた。    ゆみはゆみのやり方で、テディベアテラスを軌道に乗せたころ、転機が訪れた。    三年半前。 恵比寿に呼ばれたとき。    必要以上に臆病になったゆみは、なぜか全面的にRikaの指示をあおった。    怖くて怖くて一人では何も決められなかった。    「予感」に過ぎないと、気持ちを打ち消しながら進む中、突きつけられたものがあった。    ゆみはおびえた。足がすくんだ。    「どうしよう。。。Rika。。。」と、ゆみは言った。    Rikaはいたって、冷静だった。   「いい?ゆみちゃん。     湖面に何かが映っているように見えて、ゆみちゃんは、水面下を覗いた。    そうしたら、そこには、思っていたとおりのものがあった。ただそれだけ。    あると予想したものがものがあったことがわかったのだから、    何も怖いことはないでしょ!」          ゆみは、目からうろこだった。そうか。。。と納得しそうになったが、頑固者だった。    進めない理由をあれこれ言い立てた。    自分がどんなに、自信がない、だめだめ女かを、行けない理由を愚痴愚痴と言い始めた。    本当に呆れ顔で、Rikaは言った。    「ゆみちゃんにはオーラがあるんだよ!!自分で気づいていないの??」    このときの衝撃は今でも覚えている。。。と、今回ゆみが言ったら、Rikaが、   「あたしもあのときの、ゆみちゃんの驚いた顔が忘れられないよ。」と、改めて語った。   「本当に自分で知らなかったんだねえ。    ゆみちゃんの周りにあんなに仲良しの男の子たちがいて、    その人たちがいつも教えてくれてただろうに。    あんなに自信がないなんて、驚きだったよ。」    だってあの人たちは同級生だから。だからゆみが好きって言うだけだよ。    と、今回もゆみは言い訳した。    三年半前、Rikaは言った。    「ゆみちゃんはこれまでずーっと、もててきたから気づいてないんだよ。」    「まさか。一回ももてたことなんてない。みーんないい友達。」    もてるといえば、Rikaの代名詞だった。    そのRikaがゆみに言う言葉はにわかに信じがたいものがあった。    その後Rikaは、丁寧に説得にはいる。    今までの人と、シチュエーションもいちいち上げて、ゆみに相手の立場や気持ちを    改めて考えさせ、答えさせた。    そこでゆみは、自分の青春時代の構図を、改めて知る。    本人のゆみに見えてないことが、不思議でしょうがないといった感じで、Rikaは、    次々の事実を検証させた。    「ね!!だから今回も、そういうことなんだよ!!」    「どういうことかは、ゆみちゃんがわかっていながら、怖がってるだけ。     本当は事実がもう見えてるんでしょ。」       ・・・背中を押すなんてもんじゃすまなかった。    Rikaは、しり込みするゆみのお尻を思いっきり蹴っ飛ばした。     ゆみは恵比寿に飛んでった。    Rikaのすごいのはそこからで、蹴っ飛ばしといて、自分は一切いなくなった。    「一端出てったからには、後は自分で切り開きなさい。     今後あたしに何にも言わなくていい。」     半年したとき初めて現場にやってきた。    「あたしの勘に狂いはなかった。もう来ない。わかったから。     あたしにはあたしの人生があるしね。ここから先はゆみちゃんの人生。」     かくして、ゆみは恵比寿から、第二の人生のすべてが始まった。    今回会って、第一声にゆみは伝えた。    「あれからいろんなことがあって、いいことも悲しいことも経験したけど、     Rikaに蹴っ飛ばされてよかったと思ってる。     一生それは、感謝してる。今幸せだよ。」 それだけは言っておきたかった。    「そう、それはよかった。。。あたしも今、すっごい幸せ。。。     ゆみちゃんの話を今夜一晩中聞いてあげるけど、あたしの話を5分聞いてよ。」    そう言うRikaは、過去25年以上の歴史の中で、一番生き生きとしていた。    「生き直すの!」という顔はまぶしく、初めて日焼けしていた。    そんな話が5分で終わるはずもなく、かわるがわるの話は、朝のタイムリミットまで    尽きることはなかった。     Rikaは、二年前に言った。     ゆみが出逢った人について。。。     「ゆみちゃん、あたしは運命の出会いなんて人生に一回だと思っていたんだよ。」     ゆみちゃんは例外なのか、と問いかけてきた。    今回Rikaは言った。「あの答えは、30年後にもう一度聞くよ。」    「うん、わかった。」とゆみは言い、その後の運命の出会いを一晩かけて解説した。    「このままでいいんじゃない?」とRikaは言った。    ゆみも言った。「うん、Rikaもそのままでいいんじゃない?」    気持ちに正直に生きる友でよかった・・・とお互いに思ったのだろう。     そして、このコメント。     でも、それでいいのよ。なぜならあなたが「裕実」であるから。     そこにあえてRikaが入れた、「裕実」。     その人がどういう人なのか、一番わかってないのはゆみなのかもしれない。     小さな体にあきれるくらいのパワーを秘めた永遠の超大型台風。     せめて、小型台風にならないのか。永遠の超大型台風?それが裕実???     まだすべてを理解しないゆみだけど、     もう蹴っ飛ばされなくても、一人でがんがん進んでいくような子になれました。     だからこその最初の一蹴り。     今のゆみの影にそのRikaの活躍があったことを、ゆみは忘れない。     これまでも心を開きあったと思っていたけれど、     実は、かたくなにお互いにひた隠しにしていた事実を、今回吐露しあった。     この歳にしてやっと言える事実である。     歳を取るのも悪くないねえ、と今回思った。     でもまだまだこれからいいこといっぱいありそうな、     まだまだ若い自分たちであることも感じあった。       さまざまな角度から。。。有意義な一晩。      じゃね。また2年後かしら?        この言葉はまんざら冗談ではない。       わが道を忙しく生きる、RikaとYumi、次にゆっくり語り合えるのは       また二年後かもしれないね。        あなたに幸あれ、と心から願うよ。        言わなくたって、精一杯生きていくであろうあなたに。。。       倒れたって立ち上がりなさいな。                 ゆみはこの言葉を大事にもらっておきます。。。                                   ありがとう。                         最終更新日時 2006年8月24日 3時16分49秒  朝に追伸。体調はよくなりました!

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