2005/10/25(火)22:50
ソウル・ヤキモ記!(その10 某歌手に遭遇・・?)
さて、カフェ・バーでのBIGなカクテルに酔いしれること しばし・・・
(この花瓶カクテル、量が多いので、ほんとにアルコールが回って来ちゃいます・・**)
しばらく雑談に興じていた私達だったが、
「ねぇ、ピのこと聞いてみよう!」
「そうだった、そのために来たんやもんね^^」
と、当初の目的を思い出し、
さっきのハンサムなウェイターさんを呼んでみた。
「あの~、ここ、ピさんがよく来る って聞いたんですけど・・」
「え?誰ですか?」
「ピですよ、ピ!歌手の・・・」
「あ~、ピさんね!そうだなぁ~・・・・」
「そうなんですか?」
「・・1回、来たかな・・?」
「えっ!?1回!?いっかい?たった1回!?@@」
「そうですね・・・」
「しょっちゅう来てるんじゃないの・・・?」
「いや、一度だけ来たみたいですけど・・・^^;」
「そ、そうですか・・・・**;」
「な~んだ・・・・@@」
ちょっと拍子抜けする私達・・・
「ここ、ピの行きつけのカフェ・バーじゃなかったっけ?」
「1回だけ来て、行きつけって言うか?」
「行きつけとお気に入りは違うんだよ」
「”1回来て、気に入った”の間違いやったんかいな・・・**」
ここは、タカシが事前に色んな情報をリサーチしてから知った場所であったが、
情報と事実では、微妙な違いがあったようだ。
ちょっとガックリするタカシ。
「でも、ピが来たってことは確かだったんだからさ!」
「そうそう。忙しくてこんなヘンピな所、しょっちゅう来れないよ~」
「私達が、ピがいた同じ場所にいるってことが重要なんじゃん!」
なんとか、フォローする私達。
「うん、そだね!」
立ち直りが早いゾ、タカシ!^^;
さて、
そんな私達を気の毒に思ったのかどうかはわからないが、
先程のウェイターさんがまた私達のところに寄ってきてこう言った。
「あの、カウンターの席に座っている人も歌手ですよ」
「え?誰?」
「チョ・ソンモさんっていう・・」
「チョ・ソンモ!?」
聞いたことあるなぁ~・・誰だったっけ??><
「話しかけてみたらどうですか?^^」
「と、とんでもない!!@@;;;」
「じゃ、帰るときにサインでも頼んでみたらいいんじゃないですか?^^」
気さくなウェイターさんはそう言って仕事に戻って行った。
「チョ・ソンモ・・チョ・ソンモ・・・聞いた事はあるんだけど・・」
「どんな歌歌う人だっけ?チョ・ソンモって」
「う~~~ん、バラード歌手・・??」
私達ときたら、最近はピか神話か韓国俳優のことばっかりで、
バラード歌手(か、どうかはわからないが;)その他の人は
ほとんど、OUTof眼中(ふ、古・・)だったのだ。
チョ・ソンモが誰かもわからないまま、
しばらく席からそのカウンターを見ていると、またウェイターさんがやってきた。
「チョ・ソンモさん、帰られるみたいですよ、写真とか撮らないんですか?」
「いや、そんな滅相もない・・!@@;」
「じゃ、握手とかしてもらったらいいじゃないですか!^^」
「でも・・いいのかな?」
「あ、ほら出ますよ!」
普通、こういう場合は、お店側が芸能人だとわからないよう、
配慮しそうなもんだが、このウェイターさんは
「せっかくチョ・ソンモがいるんだから行ってらっしゃい!」という風に
私達に炊きつける(?)ので、
(いいかな~どうかな~?@@)と、思いつつ、
その、上下オールレザーで黒くテカッてる人が前を通った瞬間、
ちょっと声を掛けて見た。
「あの、チョ・ソンモさんですか?握手お願いできますか?」
「あ~ハイハイ、アンニョンハセヨ~」
明らかに、ちょっと面倒くさそうな感じではあったが、
一応、握手してくれた。
女の子連れだったのでデート中だったのかもしれない。
そそくさと歩いて行ったのでとても写真どころではなかった。
しかし、ウェイターさんが勧めてくれたので、
とりあえず「韓国人歌手チョ・ソンモと握手」はできたわけだ。
帰り際、お勘定を済ませると、
また彼が来て、
「よかったですねー^^」
と、行って見送ってくれた。
「ご親切にありがとう^^いい記念になりました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日、私達は
CDショップにチョ・ソンモのCDを確認しに行って驚いた・・・@@
私達が最近見て「面白かった~!」とハマったドラマ、
「パリの恋人」の主題歌を歌ったのがチョ・ソンモその人で、
実は私はそのサントラまで持っていたのだった・・・@@
*サントラには歌手の顔は出ていないのです・・・