てくてく★まうす

あけましておめでとうございます。
思い出したように更新していますが、今年もよろしくお願いします。
年末年始も、悩みはおばあちゃんの食事です。今日はそんなおばあちゃんにお出しした小さな器でちょこっと盛をお見せします。


最近の私の悩みはおばあちゃんのお食事。
数ヶ月たって、和風に味をつけた肉なども出しています。
けれど、気に合わなければ手もつけません。そこでおばあちゃんのお食事を、横目で見てみ観察してみました。

●おばあちゃんが好きなものは何？●

おばあちゃんにお出しする食事はご飯・具沢山汁・メインおかず・おひたしなど副菜の4品
ここ最近のおばあちゃんの食事を見ていて分かったのですが、炭水化物から頂きます。
まず、汁を一口、そしてごはんをぱくぱくと頂きます。バランスよく、順番に頂くとはよく言われていますが、おばあちゃんは一気にお米を頂きます。そして、汁を頂き、その後メインのおかずか副菜。
ご飯が最初で、おかず類が後になっています。
良く見ていると、炭水化物がすきなのです。米・イモ類はちゃんと頂きます。
まんべんなく食べてもらうには、炭水化物の量を調節する必要がありました。

●おばあちゃんが苦手なものは？●

おばあちゃんが苦手なものは、やはり固いものなんです。
入れ歯を使っているのでそうなるのでしょうね。
たとえば、おひたしでも、茎が硬いと食べません。レンコンやこんにゃくも大きく刻んだものには手をつけません。
また、お漬物も硬いカブなどは、まったく目もくれずやわらかいものは頂きます。

●おばあちゃんの食事を工夫、器を変えて出してみる●

年末年始のお料理って、いつもより品数が多くなりますよね。
私の作った見慣れない料理を、どうやって食べさせるか考えました。そこで使ってみたのが上の食器
100均の白い器、取っ手が付いているのでつかみやすいのもいい感じ。
その小さな器に、ちょこっとづつ料理を盛り付けてみました。
炭水化物は少なめに盛り付け、具沢山味噌汁は止めて、かきのお吸い物。メインのお魚の他は煮物など全部小さな器を使って。いつも食事を載せているお盆に収まる量に、ちょこっとづつ盛られた器を並べてみました。
相変わらず、硬いものは手をつけませんでしたが、とりあえず、一通り手をつけて食べていました。

今朝のお餅も、器を変えて。普通に焼いた切り餅を一口大に切り分けて、それをあんこやお雑煮にしてみました。お雑煮の習慣がないおばあちゃんですが、小さく切り分けたので、完食出来ました。
これは旦那様にも同じものを出しています。麻痺でうまく噛み切れないお餅は、のどにつかえるので必ず一口大にして出しています。

食べるか分からない料理を出すときは、手をつけてくれるのか未だにドキドキしています。
小さな食器をそろえて、お試し感覚でちょこっと出してみれば、無駄も少なくてよいのかもしれませんね。