☆ PAX M2☆ 最小バルナック型
昨日 カメラの話しで、「カメラ欲しい病」のウイルスキャリアがいることが判明しました。(笑)どうせ発病するなら 手助けをしようと今日も ちょっと変り種のカメラの話。ライカの初期型 L型(バルナックタイプ)を当時の日本の会社が より小さくと 模倣した物。大和光機の「Pax」 シリーズです。このシリーズの中で, 一番 L型 バルナック型を意識して作られた物で、使い勝手(距離計内臓・シャッターチャージあり)がよい『PAX M2』です。 当時世界最小と銘打った物。現代の小型カメラと比較しても遜色がない。もちろん35mmフィルム使用で,映りはすばらしい。このシリーズは,外国に 多く輸出をしたもので現在では インターネット検索では外国のページばかり ヒットします。 カメラ屋の方に聞くと「PAXは,映りがよく 極端に小さい精巧な物なので,外国で人気があり、 専用のホームページ・ファンが多くいる。海外オークションなどで 根強く 取引されている」との話しでした。カメラの特質は、シャッターは、音が小さく 戸外ではほとんどシャッター音が聞こえないほど。シャッターのテンションも軽く、旅行などに持っていくカメラとして,またお散歩カメラとして楽しいカメラ とも思える。もちろんすばらしい 映りをする 優れもの。横110mm 高さ65mm 幅30mm(ボデー) と非常に小さい物です。レンズ 種類:LUMINOR 47mmF3.5シャッター: B~300巻き上げは シャッターチャージ(今ではあたり前ですが)ファインダー : 距離計は二重像。半世紀ほど前のものですが 形はバルナックライカ型を模倣し より小さくと考えたようですが 重さまでは考えなかったか。?重い。 ポケットに入れようものなら ちょっと 垂れ下がってしまう。 クラシックカメラの中でも ちょっと 面白い 代物。愛着が出る お散歩用のカメラと思っている。