|
カテゴリ:ライフワーク
ワドルバッツを投げてきました。 予想通りゆっくりタダ巻きでは千鳥足になりません。 先日の日記に前述の通り「基本的に直進性能の高いクランクベイト」 であることが前提にあるようです。 その基本性能があってリトリーブ速度が速くなるに連れて 本体が左右どちらかにバランスを崩すことでチドリング現象が 起きるようです。 バランスを崩すキッカケは間違いなくリアフックにかましている マドレーヌ型のブレードの重心移動によるものです。 オリジナルのブレードは外してみませんでしたが ハイ&ローにコロラドブレードをかました改造版では わずかですがチドリングが起きました。 わずかと書いたのは・・・ リトリーブ速度を上げていくとルアーはバランスを完全に 崩してしまい水面上に本体が浮き上がってきて ローリングしてしまいます。 一旦バランスを崩したルアーを元の規則正しいウォブリングに 戻すためにはバランスを崩したルアーを横方向から元の水平方向に 戻すための圧力が必要です。 ワドルバッツの場合、この圧力とは水圧または水が本来持つ 体積自体が壁となってバランスよく元のウォブリングに 戻るのだと思います。 私は科学者や研究者ではないのではっきり申し上げられませんが ルアーを水に浮かべた水平状態を0としてルアーが腹を天に向けて ひっくり返した状態を180度とすると・・・ 安定したウォブリングに戻れる傾斜角度は 1~179.99999・・・度ってことになりますね~(笑) 少なくともルアーの腹が天を仰いでしまうような崩れ方では 安定したウォブリングに復帰できません。 数値で表せば181度以上ルアーが傾斜した場合を意味し つまり、ルアーが回転運動に移行しちゃいますから・・・(笑) もっともクランクベイトはそんな単純な慣性モーメントだけに 支配されているわけではないと思います。 リトリーブによって発生するルアー前方から水圧の壁が迫り リップが抵抗になってルアーは前傾姿勢を取ります。 リップの材質、形状、大きさ、厚さ、取り付け角度、 ヒートンアイの取り付け位置によってもアクションの大きさも 変わってくるのだと思います。 もっと言うと・・・ルアーを作った事のある人なら分かると思いますが ヒートンの長さ(重さ)フックの大きさ(重さ)もひっくるめて 全てのバランスの上に成り立っているものです。 ですから、本来フック1個変えることですらルアー製作者が 意図するルアーアクション100%に満たないってことになります。 もっともルアー釣りの面白さとはアクションを意図的に 釣り人の好みに変更して楽しめるという側面を持つ以上 どちらが是か非かは意味のない議論になります。 現状での結論としては・・・ ハイ&ロー改で安定したチドリングは難しそうです。 ルアーがバランスを崩して元のウォブリングに戻るより バランスを崩した状態を横方向から押さえ込む水圧が少ないので ローリングしちゃいます。 横方向からの水圧を確保するには限界潜行深度が ハイ&ローよりも深いルアーが適しているのではないかと 推測します。 アンリミテッドさんのルアーで言えばこの場合 プロテクターというクランクベイトになるのでしょうが・・・。 私は持っていません(爆) さてどうしたもんか?? にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ライフワーク] カテゴリの最新記事
|
|