2008/08/25(月)12:53
ふーどの祈り1
今日は、(風の家のミサでも司式なさっている)伊藤幸史神父様が、
上野教会で司式なさったので、上野教会のミサに預かりました。
今日のタイトル”ふーど(風土食)の祈り”は、ミサ後の伊藤神父様の講話のタイトルです。
神父様は、まだ試行錯誤中の話だとおっしゃっていましたが、
今日、書き取ったことを私はまとめてみました。
まず、最初にご自身がサバティカル(司祭叙階後10年目の休暇です。)を利用して、
アジア学院(プロテスタント系の草の根農村指導者育成学校)に入って、
経験なさったことを話されました。
(風の家のミサ7でも書いていますが…)
このアジア学院のモットーは、「共に生きるために」です。
ここで、田植えから稲刈り、家畜を育て、また食肉にする作業などを経験されました。
そして、傷ついた土と傷ついた人の心を回復させるためには、
傷ついた土には、有機農業。心には自然体験が必要なのでは?
とおっしゃっていました。
ご自身も体験なさった、自然体験と「救い」の大切さを。
さて、今日はもう一つお知らせがあります。
辰巳芳子さんの(いのちのスープでご存知の方もいらっしゃると思います。)新刊書、
「食の位置づけ、そのはじまり」で、
伊藤幸史神父様が、"食の霊性"について辰巳芳子さんと対談なさっています。
今後の食について、とても貴重なお話ですので、是非、ご一読を!!!
この続きは、「ふーどの祈り2」に続きます。
今日は、この辺で…。