借金が膨れ上がる国は、数年後、数十年後に深刻な問題を抱えるというのは歴史が証明している。 バイデン大統領は歴史を知らないか、気にしていないかのどちらかだろう。 トランプ大統領も明らかに歴史を知らなかったが、彼は歴史と闘って勝てると思っていたのだろう。 同じように、バイデン大統領も人気を得るために借金を増やしており、将来世代の負担のことは気にしていない。いくら富裕層に課税しても、それは借金のほんの一部の埋め合わせにしかならないうえ、資本流出を促してしまう。 それでは元も子もない。 社会を築くには資本が必要である。 人にお金をばらまくのではなく、資本を使って工場をつくり、競争力のある製品をつくらなければならない。 負債だけ膨れ上がる政策では国の活力は生まれない。
古代ギリシャの言葉で 「戦争の最初の犠牲者は真実である」 というものがある。 第一次世界大戦時にアメリカのジョンソン上院議員が述べ、 アメリカで広く知られるようになった言葉だ。 戦争のような危機に見舞われた際に、政府が伝える真実には懐疑的であるべきだ。 コロナ禍は戦争ではないが、危機的状況という意味では似たような状況であり、 危機が起きたときには最初の犠牲者は真実になる。
日本/日本円はやばいので、コモディティがおすすめ、とのこと。 |