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MATU

MATU

2022.10.09
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それは、もはや韓国には帰らず、また韓国語よりも英語のほうが上手になり、子どもたちもアメリカ社会に同化させようと思っている在米韓国人たちがやっている運動です。ふるさとの韓国で、その歴史について勉強したこともなかった韓国で、こんなことが行われていたんだ、と聞いて、自分たちの心の祖国を大事にしたいという、ナショナリズム論でいうところの「遠隔地(遠距離)ナショナリズム」が働いている。

ナショナリズム論のベネディクト・アンダーソンは、こう言っています。

「このナショナリズムは、生真面目なものではあるがしかし根本的には無責任であるような政治活動を生みだす。遠くの地から政治に割り込む人々は、活動の舞台としている国に税を支払うことはまずないし、その国の司法制度から責任を問われることはない。

キリスト教だと、たとえば
メソジスト派だったら関西学院大学や青山学院大学、
バプテスト派だったら西南学院大学、
カトリックだったら上智大学、南山大学、
長老派(カルヴァン派)だったら明治学院大学、
会衆派だったら同志社大学
とか、分かれているでしょう。
アメリカのシカゴ神学校は会衆派で、同志社と同じ系統。
プリンストン神学校はカルヴァン派です。かように、各派の間の交流はあまりありません。

ウクライナ問題がなぜ解決しないのかというと、誤解を恐れずに言えば、まだ殺し足りないからです。パレスチナ問題が解決しない理由も、流血の不足です。「これ以上犠牲が出るのは嫌だ」とお互いが思うところまで行かないと、和解は成立しないのです。

必要な流血の規模は、国によって違います。たとえば、日本の六〇年安保闘争だったら、物事のフェーズが変わるのに、樺美智子さん一人の流血で十分だった。しかし、ウクライナだと、いま二〇〇〇人程度の犠牲者でしょうが、まだ足りない。もっとも、二〇一四年九月五日にウクライナ中央政府と東部の親露派武装勢力の間で停戦協定が結ばれたので、双方とも、「もう戦いは嫌だ」という気持ちになり始めているのでしょう。池上ソマリアからアメリカが撤退するには、十数人の犠牲で足りたことになりますね。






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最終更新日  2022.10.09 15:42:03
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