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※デンタルサポート・コムネット TOGETHERに連載中の
『天ママStyle』の内容をアップさせて頂いております。 ******************************************** 銀座の衛生士は妊娠活動に入るため、埼玉の衛生士は妊娠のため、 そしてもう1人の衛生士は腰痛が酷くなり、片足を引きずりながらの仕事に耐えかねて、 突然3人の退職するタイミングが重なりました。 いろいろ手を尽くしていますが、時期なのか、何なのか、全く応募がありません。 最近の衛生士学校では『衛生士は金の卵です。 就職率は100%以上です。 好きな所を選びましょう』と教えているそうで、 当医院のような怖い先生がいて、女性歯科医で、 うるさそうな所なんぞは誰も来てもらえません。 他医院の募集のうたい文句を調べてみました。 〈明るい職場です〉〈キレイな医院です〉〈みんなの笑顔が自慢です〉 〈新規オープンです〉〈事業拡大中〉〈仲良し職場です〉 〈アットホームで楽しい職場です〉〈明るくて楽しい職場です〉 〈予防がメインです〉〈メンテナンス中心です〉〈楽しくスキルアップしましょう〉 ………ほんまかいな!!……… 上記の見出しを信じて応募してくる衛生士には、 このような質問を用意してみましょう。 ・求人内容の何にひかれましたか? ・お友達は多い方ですか? ・予防に関して、あなたは何が出来ますか? ・衛生士の仕事を一言で言ってください。 ・ここは女性が院長ですが、どう思いますか? ・しかられることに耐えられますか? ・立派な衛生士になりたいですか? ニコニコと笑顔で応えられる衛生士がいたら、 あなたは宝の山に当たったも同然。即決しましょう! ここで一息…… 先生方は衛生士に何を求めておられますか? もしくは何をやらせようと考えていますか? "しかると辞めるから"と腫れものに触るように接していませんか? 実は、衛生士達は、先生自身の考えが知りたいのです。 私の場合は常に立派な開業医になりたいと思い、 日頃からスタッフ達に、そのためにやっていることとか考えを話しています。 ポリシーを共有することで、院内全体に団結心や助け合いが生まれ、 活性化され明るくなります。 このような環境の中で立派な衛生士になってもらうために、 衛生士自身で何をすべきか、何を学ぶべきかを考えさせます。 また、当医院の考えは常に【働いてナンボ!!】の世界です。 そのため自費のPMTCや衛生指導、予防で衛生士が稼いだお金は、 その1/3を当人にキックバックします。 チェアを独占され、スケーリングや衛生指導をやられても何の足しにもならず、 正直言って稼働率はマイナスですが、その事を彼女達に自覚させながら、 キックバックで稼がせています。この矛盾が、いつか実ることを信じて……。 ところが最近の情報では、衛生士の給料が頭打ちで、 将来が不安なので、介護の資格を取り、 介護士+衛生士として独立して働いている人が増えてきたそうです。 とうとう衛生士にまで、歯科界は見切りをつけられたのでしょうか? そんなことを言っていると、銀座に1人の衛生士が応募してきました。 「え~と、審美と予防をやりたいです」 「今までは何をしていたのですか?」 「助手みたいな事しか、やらせてもらえませんでした」 「では審美と予防で、あなたは何ができるのかしら?」 「エ~~~~~」 「スケーリングはできますか?」 「はい、やった事はあります」 「やった事があるのとやれます! は違うのよ」 「エ~~~~~」 「大丈夫よ。患者さんは練習台ではないので修行が必要なのですが、 今度、もうひとつの診療所を見に来ませんか?」 「遠いですか?」 「ちょっとね」 「じゃあ、ちょっと行ってみます」 「明るくていいですね。ちょっと頑張ってみましょうね」 「ハ~~~イ」 この衛生士、どうなるのでしょうか。 次回をお楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.09 14:21:16
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