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Oops ! 天mama did it again !

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2012.11.09
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※デンタルサポート・コムネット TOGETHERに連載中の

『天ママStyle』の内容をアップさせて頂いております。

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  銀座の衛生士は妊娠活動に入るため、埼玉の衛生士は妊娠のため、

そしてもう1人の衛生士は腰痛が酷くなり、片足を引きずりながらの仕事に耐えかねて、

突然3人の退職するタイミングが重なりました。

 いろいろ手を尽くしていますが、時期なのか、何なのか、全く応募がありません。



 最近の衛生士学校では『衛生士は金の卵です。

就職率は100%以上です。

好きな所を選びましょう』と教えているそうで、

当医院のような怖い先生がいて、女性歯科医で、

うるさそうな所なんぞは誰も来てもらえません。



 他医院の募集のうたい文句を調べてみました。

〈明るい職場です〉〈キレイな医院です〉〈みんなの笑顔が自慢です〉

〈新規オープンです〉〈事業拡大中〉〈仲良し職場です〉

〈アットホームで楽しい職場です〉〈明るくて楽しい職場です〉

〈予防がメインです〉〈メンテナンス中心です〉〈楽しくスキルアップしましょう〉

 ………ほんまかいな!!………


  上記の見出しを信じて応募してくる衛生士には、

このような質問を用意してみましょう。

・求人内容の何にひかれましたか?

・お友達は多い方ですか?

・予防に関して、あなたは何が出来ますか?

・衛生士の仕事を一言で言ってください。

・ここは女性が院長ですが、どう思いますか?

・しかられることに耐えられますか?

・立派な衛生士になりたいですか?


 ニコニコと笑顔で応えられる衛生士がいたら、

あなたは宝の山に当たったも同然。即決しましょう!


 ここで一息……

 先生方は衛生士に何を求めておられますか? 

もしくは何をやらせようと考えていますか? 

"しかると辞めるから"と腫れものに触るように接していませんか?

 実は、衛生士達は、先生自身の考えが知りたいのです。



 私の場合は常に立派な開業医になりたいと思い、

日頃からスタッフ達に、そのためにやっていることとか考えを話しています。

ポリシーを共有することで、院内全体に団結心や助け合いが生まれ、

活性化され明るくなります。

 このような環境の中で立派な衛生士になってもらうために、

衛生士自身で何をすべきか、何を学ぶべきかを考えさせます。


 また、当医院の考えは常に【働いてナンボ!!】の世界です。

そのため自費のPMTCや衛生指導、予防で衛生士が稼いだお金は、

その1/3を当人にキックバックします。


 チェアを独占され、スケーリングや衛生指導をやられても何の足しにもならず、

正直言って稼働率はマイナスですが、その事を彼女達に自覚させながら、

キックバックで稼がせています。この矛盾が、いつか実ることを信じて……。


 ところが最近の情報では、衛生士の給料が頭打ちで、

将来が不安なので、介護の資格を取り、

介護士+衛生士として独立して働いている人が増えてきたそうです。

 とうとう衛生士にまで、歯科界は見切りをつけられたのでしょうか?




 そんなことを言っていると、銀座に1人の衛生士が応募してきました。

「え~と、審美と予防をやりたいです」

「今までは何をしていたのですか?」

「助手みたいな事しか、やらせてもらえませんでした」

「では審美と予防で、あなたは何ができるのかしら?」

「エ~~~~~」

「スケーリングはできますか?」

「はい、やった事はあります」

「やった事があるのとやれます! は違うのよ」

「エ~~~~~」

「大丈夫よ。患者さんは練習台ではないので修行が必要なのですが、

今度、もうひとつの診療所を見に来ませんか?」

「遠いですか?」

「ちょっとね」

「じゃあ、ちょっと行ってみます」

「明るくていいですね。ちょっと頑張ってみましょうね」

「ハ~~~イ」

 この衛生士、どうなるのでしょうか。

次回をお楽しみに。






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Last updated  2012.11.09 14:21:16
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