花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

2014/01/23(木)05:35

~椿の花便り6~ 白玉の肌に嫉妬の寒の月♪

白玉の肌に嫉妬の寒の月♪ 植物名:シラタマ(白玉) 科属名:ツバキ科ツバキ属 開花期:10月~3月 特徴等:花の形態は白色の一重の抱え咲きで、筒しべの小輪です。この品種は冬に先駆けて咲き、その清らかさ故に古来から多くの人に愛されてきた江戸期からの古典品種です。葉は楕円~卵形の中型です。蕾の形が球形であることと、花冠に比べて筒しべが大きく目立ちます。 風花もひらひら舞って薄化粧 ★ ★☆★ ★☆★☆★ ★☆★ ★ 東海市の中央にある大池公園の西側に隣接する大窪公園~加家公園(メルヘンの森)にかけて市民憩いの散歩道があります。 この散歩道に沿って約1kmの間に椿の樹が植わっており「ツバキの小径」と呼ばれています。 この小径には約600本の椿の樹が植えられており、約200品種の椿の花が前年10月~5月の長期間にわたり次から次へと咲き誇って、市民の目を楽しませてくれます。 今年もここの小径で咲く椿の花を順次紹介していきたいと思いますが、今冬は格別に寒さが厳しいため開花が遅れています。 椿の愛好家の方は勿論のこと、そうでない方もどうかご愛読下さい!。 ★☆★☆★ 今日の椿は神々しくて、純潔な白装束がとても神秘的で神聖な「白玉」の花です♪。 花弁には若干の皺が寄っており、アイロンを掛けようか?かけまいか?と迷います^o^。 しかし、これも最近の若者の流行のファッションかも知れません?。 真っ白な花弁の中央に鎮座する蕊が、とても粋な感じがして、純白の花を引き立てています。 少し短いこの蕊は全体が黄色くて、まるで花粉に染まってしまったようです^o^*。 小鳥が悪戯して、真っ黄色の花粉が純白の花弁を汚さないで欲しいと思うばかりです。 清楚な花弁が売りのツバキですが、昨今の寒さには勝てそうになく、霜焼覚悟の開花で健気に頑張っているのが実態です^o^。 因みに、俳句では「寒椿」や「冬椿・早咲の椿」は仲冬の季語になっていますが、一般的に『椿』は「紅椿・白椿・一重椿・八重椿・乙女椿・藪椿・山椿・雪椿・玉椿・つらつら椿・落椿・散椿」と多彩で三春の季語になっています。 ★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★ 早朝5時の空は快晴で、一面の星空が瞬きを失い、完全に凍てついております^-^:。 ただし、天空に浮かぶ半分になったお月様だけが煌々と照り返しており、若干の温もりを感じさせてくれて、決して神々しさを失いません。 晴れた空へと放射冷却されて行く地熱も無く、頭上の北斗七星の大柄杓だけが存在感を示して、寒気を遠慮会釈もなく降り注いでいるような錯覚に陥ります。 今の処はまだ氷点下にはなっていませんが、日の出前の6時30分以降の時間帯が一番冷え込みが激しくなるため予断を許しません^-^;。 幸いにも、今朝は冷たい北風が吹いておらず、体感的には辛抱出来る範疇故に、早起きの三文の得を得るために、何時までも一人静かに天を仰いでいるのです。 果たして、三文の得を得る事が出来たでしょうか?と自問自答する老人が一人自己満足をしているようです^o^。 今日は広く高気圧に覆われて、平野部は晴れて日差しが暖かく感じる予報です。 久し振りに、当地の日中の気温も10℃以上の二桁台になり、その上、日差しに恵まれるためとても過ごしやすい一日になりそうです。 昨日の極寒の寒さから一転して、暖かさが戻ってくる木曜日ですが、残念ながら今日はテニスも無く、暖かな日差しを浴びて、のんびりと休養でもします。 この陽気を有効利用して、今日は安眠必須の布団干しが出来そうで、とても嬉しい限りです^0^*。 皆さんも、この暖かさを活用して、今日も一日お元気にお過ごし下さい!。 ★ ★☆★ ★☆★☆★ ★☆★ ★ (↓クリックして下さいね!)

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