天然仙人とその世界

この御仁は、茶の湯を茶道として大成された方である。

晩年、政治に関わり、秀吉の逆鱗に触れ切腹させられた茶人として有名。

今日は、この方を姓名学の立場から占ってみたいと思いますじゃ。

まず、本名から観て見ると、天地人三才の調和として、天格と人格（大吉）はいいが、人格と地格（凶）の調和が良くない。陰陽の配置も偏りがあり、音韻五行のバランスも良くない。

万事希望通り頂点まで発展・大成するが、過剛が災いし不和を生じ孤立してしまう運勢があった。

数理の面で観て見ると、総画２７画。

感性豊かで自分の世界を大事にする御仁であるが、エゴや自尊心が強く環境によっては、謙虚な人柄でも傲慢な人柄にもなるタイプであると感じる。

それでも中年期までは、才能と努力によって、概ね順調な人生を歩むが、晩年運へは衰運の傾向があった。

性格的には意思強固で、いかなる困難や障害に屈することなく、忍耐と実行力のある人物であった思われる。最後まで自分の意思を貫くタイプで、こうと決めたら寝食を惜しまず精進する性格であったと感じる。

ぶっきら棒で頑固な性格ではあるが、飾り気の無い実直な人柄で、周囲の人間から信頼を集めた御仁と思われる。


部分的に観て見ると、やはり才覚運が人生前・後半と、素晴らしい数理に恵まれている。

ただ、同格が多く（３つ以上ある）、頑固な性格、対人・環境運（１９画）と家庭・愛情運（２２画）が良く無かったため、秀吉の逆鱗に触れたものと思われる。

精神・構造運も人生後半は、良くない数理（９画）の暗示があり、音韻五行のバランスに悪さが影響し、大局の判断を誤ってしまったのではないかと思われる。


ただ、あの年まで生きられたのは、「千利休」と号（宗易）という強烈な運勢を持つ名が、天下人を補佐する立場まで登りつめ、また、そんな中でも窮地を何度も助けたと思われる。それだけ、運の強い”号”を持っていたのだ。



ワシャ、皆さんにも勧めるんじゃが、、

何か一つ通称名（良い名）を持っていると、本名があまり良くない姓名でも不運・悪運を遠ざけるモノがある。

もちろん、プライベートでも良いが、使うことが大切じゃがにぇ～（＾＾）。（２つぐらいまで、多いのはイケナイ）


何？？　仙人は幾つ持っているかって？？
　
　
ワシは、一つ、二つ、三つ・・・


きゃはっ！　
　　

　（＾＾；）