「頭の血管がきれたんじゃないかと思いました。足元はふらふらするし、立ってられなくて立ち木につかまりました。それが、地震だったとすぐわかりましたが。」
昨日、75歳の元館長さんが、鳥取西部地震の時をおもいだしてしゃべられました。当地もかなりのゆれがありました。私も車を運転していて、ハンドルがきかなくなり、故障かとブレーキをふみました。沿線の電柱がゆれ、電線が交差するようにゆれたのをおもいだしました。西部では大きな被害がありました。
元館長さんのおっしゃった頭の血管が切れたんじゃないだろうかと言う状態は、同じ年代の持つ不安なことなのです。いつかは、そんなになるんではとふっと思うんです。どんなものかは、経験がないのでわからないんです。
血管が切れて、そのまま帰らぬ人になった同年代人が多くなると、自分は大丈夫と言いながらも不安なんです。
そこで、途中黄泉の手前から、ひっかえした人間がその時の状況を教えてあげる責任というか、勤めがあります。
こりゃなんだ。あしもとがぐらつき立っていられなくなる。おかしいな、視野がせばまり、パタパタと目の前がテレビの画面故障のようになって行くうーー。
声を出してもでないんです。ゆっくりともう一度声だしてと自分に言い聞かせるゆとりはあります。痛くってたまらないことはありません。
初めてのことで、これからどうなるんだろうというのが不安です。
まさに元館長さんのおっしゃる経験とそんなにかわりありません。
でもその後は違います。実際に切れた後は閻魔さん次第の命です。
その症状が急に来ることはありません。なんらかの予告が必ずあります。それを、初めてだから、きずかないんです。
疲れたとか、めまいがしたくらいにして、酒のんで寝たら治ったですましています。
私が11月11日朝11時頃に救急車にのりました。
その前、10月15日に、こんなめまいがあるんかと思う位のかなり大きい記憶がよみがえります。
すぐ元にかえったのでそのままでした。それから九州に仕事にでかけました。
それから、めまいは3度ほどありましたが、疲れ位だと思い、友と酒のんでいました。
一回左手が、なにやらしびれるような経験がありました。
11月入院してすぐ検査したCTには、前に梗塞をおこした後が白く残っていました。当日の分は、映像にはでないそうです。
めまいがあったら気をつけてください。
信頼おけるお医者さんにご相談ください。
切れた場合は違うでしょうが、用心にこしたことありません。
元館長さんも酒は薬くらいに止めときましょうと笑ってかえられました。
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