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カテゴリ:フランス車・オープンカー
昼寝をしていた3歳のゆうちゃんが、夕方になって、モソモソと起きだしてきた。午前中は小運動会の駆けっこに出場し、お腹も空いているハズなのに、大好きなオムライスを小皿一皿しか食べず、様子がおかしかった。帰宅したらすぐに昼寝モードになり、リビングに赤ちゃんマットを敷いたら、そのまま眠り込んでしまった。 数時間後、起床と共に「だっこ!だっこ!」と寝起きのグズグズ。これは寝覚めが悪い日の特徴だが、抱き上げみると体がとても熱い。急いで体温計を当ててみると、すぐに高熱だとわかるほど どんどん数字が上がっていく。39℃で数字が止まる前に、小児科の夕方の診療に駆けつける段取りを考え始めていた。 --- 乳児・幼児は、急に高い熱を出すことがあるが、初めての高熱の時も、ルノーで病院に行った。午後から降り出した雪が積もり始めた夕方、駆けつけた小児科で、即刻 入院を指示された。入院先の大病院への道のりは、スタッドレスを履いたばかりのルーテシアでの雪道ということもあり、とても長かった。 入院して一晩を病院で明かした翌朝、入院グッズを買い回った帰り、自宅まで あと100mというところで、ルーテシアが動かなくなった。雪で足元を滑らせながら安全な路肩まで押してゆく作業に苦闘していると、近所の人が手伝ってくれた。アシスタンスが引き取りに来るまでの時間を自宅で待機できたのも 不幸中の幸い。レンタカーのアリオンは、その後の入院通いを 難なくこなしてくれた。 パイユイエローのルーテシアには、さらにあと2回の入院に付き合ってもらったが、2006年に、ディーラー経由で第二のオーナーの手に渡った。以前から、近所で 同じ色のルーテシアに乗っているカップルがおられて、その後 チャイルドシートが装着され、家族が増えた様子も 何度かお見かけした。我が家がメガーヌTWに変わった後も長く乗り続けておられ、路上で出会うたびに懐かしい気持ちになった。 --- 今回、メガーヌTWで小児科に向かう途中、例のご夫婦のお宅の駐車場の所で、いつものルーテシアの代わりに、シルバーの新型ゴルフが停まっているのを見つけた。 金色のルーテシアをご近所で見れなくなるのはちょっとさびしい気がするが、家族が増えてみると、より便利で安定したクルマが必要になるのは当然。長く乗り続けられるブランドとは、ラインナップも含めて、そんなニーズに応えられるものだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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