プロセスを変える

2010/05/12(水)06:32

ボンネット型 雷鳥

子育て と 成長(467)

今や懐かしい国鉄型電車となったボンネット型の特急用車両。 2003年に特急・雷鳥から引退して、関西で見かけることは稀だ。 さらに2010年春には急行・能登も廃止されて、定期運用は消滅。 鉄道博物館入りしてもおかしくないくらい、貴重な車両だろう。 --- 先日、仕事を終えて自宅に戻ると、5歳児が駆け寄って来て、 「きょうは、パパに、ひとつ報告したいことがあるんです」と言う。 曰く、貴重なボンネット型 特急電車を、2日間で3回も見たらしい。 超現代っ子の幼児なので、当然、実物が走るのを見るのは初めて。 幼児鉄道マニアとして、それが貴重であることは十分承知している。 同じ話を30回くらい聞かされたので、相当うれしい体験だったようだ。 せっかくなので 「日記に書いてみたら?」 と 勉強に話を振ると、 「そうだね!そうしよう!」と、早速 帳面を出してきて 書き始めた。 クリーム色と赤色の色鉛筆で描かれた電車は、縮尺はおかしいが、 連結器やパンタグラフ、ライトや窓もあり、それなりに凝った描写。 ページを捲ると、「らいちょう ぼんねっ とがた みた。ごがつ11」 と、いかにも日記らしいコメントが、ひらがなで書かれてあった。 --- 自分が感動したことを、絵や言葉で残し、誰かに伝えること。 小さな表現力を、ますます磨いていって欲しいと思った。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る