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2006年12月23日
カテゴリ：うちの出来事
クリスマスですよ。明日がイブ。
もう夜中まわってるから正確には今日なんですけどね。 あー、気が重い。24日なんか来なけりゃいいのに。 うつうつうつ。 自殺する人が多いっての分かる気がするわ。 いや、自殺しようとは思わないけど、どうなんでしょうね、みんな寂しいから落ち込むだけじゃないと思う。家族あったって落ち込むよ。 あ、やっぱり寂しいからか。 去年のクリスマス、楽しかったことだけをブログに載せたりしてましたが、実はあんまりうれしくなかったこともあったし。 もうね、ふだん忘れたふりをしてることをこれでもか、と思い知らされるのがクリスマスなのですよね。 うちはポーランド式なんで、24日に肉とアルコール抜きのディナーとなります。 伝統的には鯉で、あとはバルシチという赤カブのクリアスープ。それからマッシュポテトをつめた餃子みたいなピェロギ。きのこの料理。たくさんのケーキ類。 うっぷ。食べすぎるってのもイヤ。量じゃないでしょうに。おせちみたいなのの方がいいな。それも何回にもわけて食べられるもの。 25日は前日の残飯整理。これもなさけない。 一度くらいはカナダ風にミンスミートのクリスマス・プディングにローストターキーといきたいです。お酒もゼリーもありで。（ゼラチンは肉食なんでだめなのよ） そして、白々しい「祝福」なんかやめにしたい。 ポーランドから送ってくるカードに特製のレリーフつきのホスチア（カトリックの人がミサでもらうウェファースみたいなやつね）を使うのですが、これをちぎって手に持ち、家族の一人一人と一対一で向き合って祝福を述べ合う。 うちは3人だからすぐ終わる。大家族は大変だろうな。祝福が終わったら互いに相手のホスチアを一切れもらって食べる。習慣としては面白いです。 でもね、いかにも誠実そうに私の健康だとか、仕事での発展とか成功とかをwish してくれても、実際には心にもないこと。私のやりたいことはやらせてもらえずに今までずっと来てるわけですよ。That's not what you want to do! なんて言われちゃうんですよね。で、私は興味ないのに、勝手に人の「興味・関心のあること」を決めてしまい、それについての話題、情報等などを持ってくる。それで親切にしているつもり。私は金輪際医療事務もクリニックの受付もやりたくないのっ！受け付け嬢の柄じゃないってば。 翻訳、通訳だってやりたくない。そういう新聞記事なんか見せてくれなくていい。ううう。 だけど、去年一番いやだったのは、この「祝福」がおわってホスチアを一切れずつ交換したあと、お決まりのキスとハグをさせまい、と両手をがっしり押さえられたこと。キスは形だけの挨拶。上腕部をぎゅっと抑えてキスってのは、ハグはしないしさせない、ということだよね。ここでハグしないのはとっても不自然。息子にはべたべたハギーハギーキッシーキッシーだったのにさ。 あー、考えただけで胃がきりきりする。 おまけにオーブンは2ヶ月以上壊れていたんだけど、直したのが23日の午後。で、クッキーもケーキも焼いてないのは私が怠けたせい？ 「クリスマス前にちゃんと直したぞ」っていうけど、それってもともとタイマーがかかってた（つまり時間になると点火するようになっていた）のに気がつかなくて故障だ故障だと大騒ぎして、機械のところをいじっちゃって、サーモスタットが効かなくなったんだよね。 いじって変にした人が直すべきだったのに、「時間がない」って言って直さなかった。あの頃は仕事もしてなくて、家で毎日ずーーーーっとマックにへばりついてYouTube見てたよなあ。そりゃあ時間なかったでしょうねー。 というわけで鬱々です。 明日はキャンドルライトサービス（燭火礼拝）なのですが、今回はコンサートみたいに音楽と聖書朗読だけで構成。私もいちおう歌います。ソロですごい声の人が歌うのが楽しみ。 だけど、それが終わったらポーランド風のディナーだ。それが憂鬱。 鯉って好きじゃないし。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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