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(旧)ぐりぐり寺 寺だより

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2004年12月23日
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カテゴリ:仏像の話
世田谷美術館  1月23日(日)まで
一般当日1200円

展覧会が始まる前から気になってしょうがなかった、高さ4.5mの蔵王権現。最近読んだ「見仏記 親孝行篇」に金峯山寺の蔵王像が出ていた事もあり、先週実物を見に行ってきました。

入ってすぐ左、高い天井の下、早速本命とご対面です。本当に、お、大きい~~。自分の背丈が像の膝下に来るくらいです。黄色い玉眼、どんなに巨大な水晶玉なんだろ。
全身に比べて、頭でっかちで、5頭身?に見えます。下から見上げた時に釣り合いがとれるようになのでしょうが、その割に振り上げた右拳が小さいような……
6本一直線に並んだ上前歯も不思議です。絶対に下の歯と噛み合わないでしょう。その脇の犬歯は上向きだし。
いつまで見ていても飽きない、力に溢れた像でした。

蔵王の次に楽しみにしていたのは、補陀洛山寺の千手観音立像です。こちらは展示の一番最後にありました。
昨年夏、補陀洛山寺に行った時は、秘仏のために拝観できなかったんです。
黒みがかった素地、近寄り難い表情、本面の両脇についた面などなど印象に残る像でした。昔のお坊様は、このお像の前で儀式を行った後、目の前のきれいな海から補陀洛へと旅立ってしまったんですねえ…。

ほかにも色鮮やかな那智参詣曼荼羅や、話の内容の割に絵が怖くない道成寺縁起絵巻、頭が3匹の蛇になっている弁才天図など見所満載でした。1点1点丁寧に見ていたら、展示品の数が膨大だったために、あっという間に3時間半経って閉館時間になり、ミュージアムショップもそこそこに飛び出てきました。
今回も私の見仏に付き合ってくれたKさんSさん、どうもです。





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最終更新日  2004年12月23日 18時55分20秒
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