カテゴリ:仏像の話
9月25日に展覧会終わっちゃったし、もう誰もがすっかり忘れていると思われる、空海と密教美術展の感想日記! まだ続きがあるのです。 しつこいですがもうちょっと書かせていただきますよ♪φ(~_~)m とっても見どころが多くて、楽しかったので・・・。 ちなみに過去日記 その1はこちら その2はこちら その3はこちら その4はこちら です。 空海と密教美術展は、東博の日本美術展では歴代4位の動員数だったそうです。 (ちなみに、3位:日本国宝展、2位:国宝薬師寺展、1位:国宝阿修羅展) 自分は3回行き、そのうち3回目は最終日の前日でした。 終わり間近だけあって、やはり写真のように、入場制限してました。 赤い矢印の端から端まで、人が並んでいるのがお分かりでしょうか。画面の外まで列は続いています。 3回目のお目当ては、金剛峯寺所蔵の両界曼荼羅図のうち、胎蔵界曼荼羅。 展示替え中に落としてしまい、急遽展示期間が変更になった作品です。 その落としたしわがどこかに見えないかな~と眼を凝らしましたが、まったく分かりません。ってそれを確かめるのが目的じゃないですが・・・(~_~)> こちらは別名・血曼荼羅。中央の大日如来の宝冠に、来年の大河ドラマの主役である平清盛の血が使われていると伝えられています。 それがどんなものなのか、確かめたかったんです。 掛けられている曼荼羅、大きいですが、やはり傷みがあって絵がみづらいかも。 前半に展示されていた高雄曼荼羅よりは見えるけど。 大日如来の冠に、赤くて丸い宝石が何個かついています。それが血で塗ってある、らしいんです。 それもただの血ではなく、頭の血!を使って! 頭の血!?(~△~;) どうやって!? 頭って流血するとなかなか止まらないじゃない。ちょっとだけ採血ってわけにいかないと思うんですけど。それに鮮やかな赤がほしかったら静脈じゃなくて動脈から採らなきゃだし。動脈は奥深いからなかなか採れないはず。担当研修医も採れなくて苦労してたぞ。。。等々、色んな疑問が渦巻く中、その部分に注目してしまいます。 面積にしたら、小さな丸い粒のちょこっとだけなんですけどね。 つづく(まだ!?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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