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テーマ:今日の出来事(292555)
カテゴリ:フリースクール
湯浅誠さんの「貧困襲来」を読んだ。
ワーキングプアの若者たちの支援をしている NPO法人を主宰している方の本だ。 湯浅さんが使っていた「ため」がない若者という 表現に共感した。 「ため」とはここ一番ふんばるときに 支えになる家族や,友人や、わきあがってくるエネルギーのこと。 それがないゆえに、本人はがんばりたくても がんばれない。ふんばれない。 一昔前に「がんばって、歯をくいしばって」やることは 今の若者たちにはその背景となる社会全体の力が 脆弱すぎて支えられない、ふんばれないという部分。 今回学力調査でまたもや日本の子どもたちの 学力が低下していることについて 授業数をふやすという方針。 でもきっとこの学力にも「ため」が影響していると 私は思う。 夢や希望がないところでやる気や意欲はおこらない。 社会全体がめざめていくまで 一人一人の正念場が今本当にここにあるのだろう。 そのためにはなるべく内観して自分の立ち位置を忘れないように したいと思っている今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月05日 15時11分43秒
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