|
カテゴリ:千葉の風景
千葉市主催の観察会「都川古道散策と丹後堰跡のツリフネソウ」に参加しました。 車で行けば近いのだけれど、駐車場がないし、出発と解散の場所が違うので、JRとバスで行きました。公共バスなどこの数年乗ったこともなく、開いているドアから乗ったら「後から乗れ!」と怒られてしまいました。始発なのだから前のドアは閉めておけばいいのに。 千葉市の中心を流れる都川。下水道がほぼ完備され、有機汚濁指標は全国トップクラスになりました。 狭い農道をくねくね行くと、古い農家の納屋?今、建てたらいくらかかるか。第一材料がないでしょう。
道沿いには庚申様がひっそりと。私には読めませんけど、右ハ大がん寺(大巌寺) 左ハなりた(成田)道とあります。 このあたりは湧き水が多いそうです。なかでも田んぼの中の自噴井、通称「千葉の太郎」は1日200トンも湧いているそうです。小さなお風呂は1分で適量になる程の量です。 丹後堰公園に着いて、お目当てのツリフネソウにご対面。想像していたよりたくさんあります。花はどんどん咲き、すぐにしぼんでいきます。 わずかな開花の間に受粉させるため、うしろのほうのくるっと巻いているところに蜜があり、虫が蜜を舐めようと必死にもぐると背中に花粉が着いてめしべに受粉する仕組みだそうです。 ほかにもハンノキ、ヤナギ、タコノアシなど湿地性の生物がたくさんありました。 秋晴れの中、5kmぐらいを2時間半かけてゆっくり見てきました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[千葉の風景] カテゴリの最新記事
|