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タルヘタ・ロハ (ギタリスト林隆史)

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リン林

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Sep 17, 2008
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ふと思い出した北海道でのこと。

とても昔の話で
自分の経験なのに人事のような感じ。

高校生時代の修学旅行のことです。
それはそれは大昔なのですが、
ひとつの出来事は私にとってささやかな自慢話。

7日間くらいですかね、旅行期間は。
その間に北海道の名所をまわるわけです。

ということは、
ほぼ毎日宿が変わるわけです。

昼は観光名所でジンギスカンやら配給されたお弁当など。
夜は宿泊先での食事となります。

だいたいの場所はメインディッシュが「毛蟹」。
ほぼ毎日を毛蟹と顔を会わさねばなりません。

私は毎日同じ献立でもさほど気になりませんが
育ち盛りの日本男児(男子校でした)には少々厳しいかも。
私のクラスの仲間は毛蟹にどんどん愛想をつかし始めました。

「いらない」との意見多数。
「食べない」との意見多数。

よって私が貰い受けることに。
さすがに私もクラス中の毛蟹を食べるほどの
強靭な胃袋は生来持ち合わせていません。

しかし毛蟹がもったいない。
もったいない、ですよ。

そして私は蟹味噌を中心に食すことにしました。
重箱に詰められた白米。
私はそれほど白米が好きな人間ではありませんが
このときばかりは嬉しい存在でした。

私はその白米に蟹味噌を満遍なく盛り付けました。
クラス中の蟹味噌です。
しかも毛蟹です。毛蟹の蟹味噌は濃厚極まりない。
蟹味噌丼ならぬ蟹味噌重。

こんなリッチ・テイストは二度と味わえないでしょう。
あの環境だったからこそ成し得た経験。


蟹味噌よ
ああ蟹味噌よ
蟹味噌重。


しかし私もまだ若いとはいえヤングではない。
蟹味噌重など食べたら胃もたれと格闘せねばならんでしょう。
やはりわきまえなければ。
北海道に行ったら蟹は一日一匹にしておきます。





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Last updated  Sep 18, 2008 02:54:02 AM



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