こんにちは。今日は「対面販売の威力」というお話です。インターネットの時代、ネットでお買い物ができることはとても便利なことだと思います。どこからでも注文できて、速く届く。でもリピーターのお客さんは必ず、対面販売を好むと思います。対面販売ですと、相手の顔が見える。その方に会って、話をして、信頼してもらって、買って頂く。昔はこの方法しかありませんでした。だから、リピーターのお客さんは何回でも買ってくれる。浮気をしそうになるとまた、顔を思い出して、「やっぱりあそこのあの人から買おう」と言う気持ちになります。だから、「インターネットで販売すれば良いや。」と言うのは販売側の傲慢なんだと思います。このインターネット社会だからこと、対面販売は威力を発揮すると思います。お客さんは物を買うのではなくて、販売元の信頼を買っているのだと思います。以前にこんな話を聞いたことがあります。車販売のディーラーさんで常にNo1の実績を上げている方が言っていました。「私は車のこと全然分からないんですよ。車のことは若い者に説明させますから」と言うのです。でも常にその方に注文が入るわけです。毎日、その方に電話がかかってくる。その方がやっていることは「あのお客さんの誕生日はこの日だな。お花と、手紙を送ろう」と思い、お花を贈ったり、誰かと誰かを偶然を装って会わせてカップルにしたり、相談に乗ったり、そういう小さいこと、周りが喜ぶようなことを常にやっているそうです。これって、車の知識があるとか、車の内部説明をするとか関係ありませんよね?この人が信頼できる人だから、「車、買い変える時期だから、あの人に頼もう」ということになるのです。だから、この人が売っているのは車ではなくて信頼を売っているんですね。だから、他の人がどんなに車に詳しくても、どんなに売ろうとしてもこの人には敵わないのです。それだけ信頼してもらうことは大切なことなんだと思います。だから、対面販売は威力があるんですね。普段のお客さんとの会話を大切にしている人のところに運は味方してくれるんですね。ただ単に品物を売り込めば良いというものではないんですね。本当にそう思います。お客さんが何をすれば喜んでくれるのか?それだけだと思います。誰にでも行きつけのお店はあると思います。行きつけの飲み屋。行きつけのお肉屋さん。なぜ、そこで買うのか言うと食事、お酒が美味しい。お肉が安いということもあるとは思いますが、そこで働いているマスターや、お肉屋さんに会いたくて行く場合が多いと思います。信頼している相手だからまた行きたくなる。浮気をしそうになってもその人の顔が思い浮かんだら「じゃあ、また行こうか」となるのです。そのお店の人も信頼を売っていることになります。ではまた。^^
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最終更新日
2006.03.01 11:07:15
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