恋結び (エタニティ文庫)☆感想☆
あらすじ:通学途中、高級車と接触事故を起こしてしまった、女子大生のあすか。けれど、車の持ち主・長門になぜか気に入られ、週に何度か食事をするという、不思議な関係になる。超絶イケメンにして、どこか危険な香りのする長門。そんな彼と、次第に仲を深めていくあすかだが、ある日、長門が極道の会長であることが発覚! 困惑するあすかを、彼は全力で囲い込んできてーー? 美形ヤクザとマイペース女子の甘く危険なラブロマンス、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!感想:やくざがヒーローです。いいのかしら?ヒーローで‥という感覚。普通の女子大生です。車のトラブルが縁になっていますが、でもな~好きなら手を出さないほうがいいんじゃないのかしら、というのが正直な気持ち。それか、ヒロインの為にその世界から足をあらうとか・・・。危険なラブロマンスというだけではないような、恐ろしさがあります。会社の社長さんなら、それだけでいいような気がするし、そういう社会に身を置くのはなぜ?です。生きずらいだろうと思うのだけれど・・。危ない目に合うのに、あまりそれに対しての危機感を持たないヒロイン。将来を見据えているのか、”いま”を生きているのか。そういう力強さのないヒロインです。どちらかというと、そよそよと、流されている感じです。激流に巻き込まれた、というほどの熱は感じられなくて・・。どちらにしても、ヒロインの気持ちが理解できないし、ヒーローは幸せにする気持ちがあるのかな??と疑問。恋結び (エタニティ文庫) [ 明里もみじ ]