孤高のパイロットに純愛を貫かれる熱情婚 ベリーズ文庫☆感想☆
幼なじみから恋人へ。難しい階段を上る感じでしょうか。ヒロインは幼なじみのヒーローと大人になっても行き来する仲。ただ、友達というか・・・幼なじみとして、面倒を見ている感じです。そんな二人でしたが、あることをきっかけに、ヒーローは恋していること、愛していることをヒロインに伝え、これから自分を男としてみてもらうように努力すると宣言。高校時代に告白して振られたヒーローはそれでも呆れ馬頭にヒロイン一筋でした。ヒーローは、とてつもなくかっこいい。ヒロインははそんな彼が自分を愛しているなんて?恋人として恋することはなかったかもしれないけど、ヒロインの中ではしっかりと”特別”ではあったのだと思います。いろいろな行動の中にあらわれているけど、自覚していないだけだと思いながら読みました。やっと気持ちが通じ合ってからのふたりは、素敵。邪魔が入っても、なんのその。スパイスでしかない感じかな。幼馴染から恋人になってからのヒーローが求めていたのは、ヒロインからの告白?というか、気持ちを言葉にして伝えてほしかった・・そのシーンは何気ない日常の一コマにひそんでいて、感動でき。ハッピーエンドがお約束?なレーベルだけど、幸せの形はいろいろ。何冊読んでも面白いです。100人いれば100通りの愛がある!なんて・・。孤高のパイロットに純愛を貫かれる熱情婚~20年越しの独占欲が溢れて~ (ベリーズ文庫) [ 宇佐木 ]