TESTAMENTO

2021/10/08(金)13:37

Θ総括無しの継続

1年間の暫定政権は、結局covid-19の対応に追われ、引き継いだ長期政権の総括も、不都合な真実の反省も出来なかった。  与党の主流は、長期安定政権体制を継続することを第一として、次の政権を選んだ。  不都合な真実は、明らかにされることもなく、自己浄化を示すこともなく、利権優先の過去を引き継ぐことになるのだろうか。  野党の指摘通りではあるが、その言葉以上に国会での改善策を示すことが出来ないでいる。  我が国の政治世界は、そんな馴れ合いの中で進んで行こうとしているようだ。  そのアナログ世界を整理しないままでは、デジタル化は成功しないのではなかろうか。  フローチャートを描く時点で、現状を整理・整備することが、DX化を成功させるための必要条件であるはずだ。  既得権益を守り、総括も反省もないままに、見える化も行なわないままでは、末端のデジタル化のみで終り、本来のDX化の機能を果たすことはできないのではなかろうか。  例外処理に能力の大半を費やし、末端間の連携に修正を余儀なくされ、混乱ばかりの無駄なシステムに陥るのではないかと危惧される。  まだ、その程度の社会なのだろう。

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