|
カテゴリ:書籍紹介
稲盛和夫著「働き方」三笠書房を読んだ先週、モチベーションが激減することがあった。 具体的に書く気はないが、「やってられない!」と怒ってしまった。 自分で言うのもなんだが、自分はかなりの「ポジティブ志向」だ。 自分の長所を5つ見つける本がある。 マーカス・バッキンガム著「さあ、才能に目覚めよう」日本経済新聞出版社の診断でも5つの自分の長所に「ポジティブ志向」がくる。ちなみに、他の4つも含めて下の5つが自分の長所。
この試験は、だれでも30分ほどの質問に答えることによって、5つの長所を見つけてくれる非常に興味深いもの。「苦手なことは人に任せて、自分の長所を生かした仕事をしよう」と。そのような際に非常に役立つと思う。 自分はよく友人から「悩み事とか無いでしょう?」と言われた。 上司からは「楽観的やな」と指摘される。 正直自分でもそう思う。「暗い顔をしていたら幸せも逃げていく」と心底思っている。 「悩み事とか無いでしょう?」と言われたら、 「悩み事が無いのではなく、悩まないんだ」と言い返すことにしている。
こんな自分も今回のように、ごくごく稀に「労働意欲が激減」することがある。 転職さえも頭をよぎる・・・やってられんな・・・脱サラかな・・・?!とか。 下がったモチベーションを回復させる方法は人それぞれ。 自分の場合
などだが、今回は5番目の読書を。「働き方」を読んだ。 稲盛和夫氏はいまさら紹介の必要も無いくらい有名な経営者だ。京セラの名誉会長。現代の経営の神様として、多くの書籍、講演、TV出演などで活躍されている。 3年ほど前に稲盛氏の「生き方」(サンマーク出版)を読んで感動した。 だから「働き方」は読む前から、良書であることは想像できたし、ヤル気回復にも役立つことが分かっていた。
目次 プロローグ 幸福になる「生き方」 「本当に価値のある人生」を送るために 働くことは「万病に効く薬」
第1章:「心を高める」ために働くーなぜ働くのか 私たちは「自らの心」を高めるために、働く 働くことが「人をつくる」 ど真剣に働くー「人生を好転させる」法 神様が知恵を授けてくれる瞬間 一見不幸なように見えて、実は幸せなこと まず働くことが大切 「愚直に、真面目に、地道に、誠実に」働け 反省ある毎日を送る
第2章:「仕事を好きになる」ように働くーいかに仕事に取り組むか 「心の持ち方」を変える 仕事に「恋する」 感動が新たなエネルギーを与えてくれる 「新製品を抱いて寝たい」という思い 「製品の泣き声」に耳を澄ませてみる 「自燃性の人」になる 「渦の中心」で仕事をする
第3章:「高い目標」を掲げて働くー誰にも負けない努力を重ねる 「高い目標」を掲げ続ける まず「思わなければならない」 願望を「潜在意識」に浸透させる 持てる力を全て出したとき「神が現われる」 いつも「100M競争のつもりで走れ」 誰にも負けない努力は、自然の摂理
第4章:今日一日を「一生懸命」に働くー継続は力なり 継続する力ー平凡な人を非凡な人に変える力 昨日より「一歩だけ前に出る」 今日一日を精一杯努力しよう 能力を未来進行形で考える 「できない仕事」を「できる仕事」に変える 「もうだめだ」というときが仕事の始まり 苦難、成功いずれにしても「私たちは試されている」 感性的な悩みをしない 厳しさこそ人を鍛える 「どんな険しい山でも、垂直に登り続けよう」
第5章:「完璧主義」で働くーいかにいい仕事をするか 立派な仕事は「完璧主義」から生まれる 最後の「1%の努力」で決まる 消しゴムでは絶対に消せないもの 仕事でイチバン大切なことは「細部にある」 「手の切れるような製品」をつくれ 「完成形が見える」なら必ず成功する 「感度を研ぎ澄ます」 「ベスト」でなく「パーフェクト」を目指す
第6章:「創造的」に働くー日々、創意工夫を重ねる あえて「人が通らない道」を歩く 「掃除一つ」でも人生が変わる 素人の力ー「自由な発想」ができる 「新しい計画」を必ず成就させる 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する イノベーションに至る「確かな地図」
エピローグ 「人生・仕事の結果」=「考え方×熱意×能力」 人間として「正しい考え方」を持つ
感想 人生の大半を占める仕事を嫌々していたのではもったいない。 楽しみを見出し、打ち込まないと後悔する。 ヤルキを削ぐ発言をする人は、「かわいそうな人」と理解し、関らないよう努めよう。 ヤル気回復のための大切な本としてとっておこう!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.21 10:49:01
コメント(0) | コメントを書く
[書籍紹介 ] カテゴリの最新記事
|