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カテゴリ:書籍紹介
川北義則著「大人の流儀 男を磨け、粋に遊べ」(PHP)を読んだ著者紹介:川北義則 1935年大阪生まれ。1958年慶應義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任。1977年退社、日本クリエート社を設立。現在出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として、新聞、雑誌などに執筆。講演も多い。主な著書にベストセラーとなった「男の品格」をはじめ「男の本懐」「一流の男、二流の男」など。
目次 第1章:スタイルー思考ーやわらかい頭を持っているか
第2章:スタンスー仕事ーその他大勢から抜け出しなさい
第3章:ルールー社会ー自分のなかに絶対の則(のり)をもっているか
第4章:リズムー生活ー「感性のアンテナ」を高くする
第5章:モラルー品性ー「自分らしい生き方」かどうかを問う
第6章:スタンダードー気概ー人間の真価は「生きざま」で決まる
感想 川北義則氏の著書は「男の品格」「父親の品格」と持っており、いづれもとても面白く読んだ。今回「遊びの品格」にするか迷い、「大人の流儀」を読んでみた。現在書店では目立つ場所に2冊とも並べてある。 1935年大阪生まれとあるので、著者は74歳になるのか。まだまだ好奇心旺盛で、若者のこともよく観察している。多くの経験から来る説得力のあるメッセージ・考えには賛同できる意見が多い。特に「品格」「美学」に対して独自の考えがある。ガツガツし過ぎて品位を欠いた言動には強い表現でやめるよう促す。 大人の品位がなくなり、子どもの品位がなくなり、国の品位がなくなっているいま、この著者のような説教をしてくれる年配の方の本を読んでみる事はたまには必要かもしれない。 「品位」「奥ゆかしさ」「恥じらいの文化」・・・これらを忘れたら醜い人になり、醜い顔になっていくのかもしれない。 醜い顔にも見える大物政治家たちの「落選」報道が、いまテレビで伝えられている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.30 22:18:03
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