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カテゴリ:書籍紹介
古田敦也著『「優柔決断」のすすめ』(PHP新書)を読んだ我が兵庫県の誇り「古田敦也」の著書を読んだ。 著者紹介:古田敦也 1965年兵庫県生まれ。立命館大学卒業後、トヨタ自動車に入社。日本代表としてソウルオリンピック銀メダル獲得。89年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーからゴールデングラブ賞を獲得。翌年には首位打者に輝くなど、攻守両面にわたって活躍。「プロ野球の頭脳」として5度のリーグ優勝、4度の日本一にチームを導く。またプロ野球選手会長として再編問題に積極的に発言し、注目を集める。2005年には2000本安打を達成。06シーズンからは29年ぶりのプレイングマネージャーに就任し話題に。07年引退。
彼はいい意味でこだわりを持たず、常に変化してきたと言う。 イチローや多くの選手の良い点はどこかと観察し、試してみて、良ければ取り入れる。 プロ野球選手の多くは少年時代からエースで4番、成功体験には事欠かない。 自分のやって来たスタイルが多かれ少なかれある。他の人の助言に耳を貸さず、自分を信じて成功してきた人も多い。 しかし、ともすれば自分の殻に閉じこもりがちになる。自分が最も正しいのだと。 そうやって消えていった選手を多く見てきたんだろう、彼は違った。 彼のプロ野球生活は引退するまで、良いものを真似て、自分を変化させ続けた生活だった。 もともとずば抜けた才能の持ち主ではない自分がプロで生き残る術。 第1章にまとめられた「優柔決断」の思考法10個
第4章では組織力についてある。自分がお世話になった監督、「野村」と「若松」。 実に二人に対して気の使われた文章表現が多い。正反対の2人の監督から得たものは大きかっただろう。ただ、もう少し批判してくれないと、読んでいるほうはつまらない。 野村もテレビで古田のことをボロカスに言っているんだから、言い返してくれてほうが面白い。 野村はそろそろいい年なんだから、後輩の悪口はやめたほうがいい。 「どこまで目立ちたがり屋で、欲深いじいさんだ??」と思ってしまう。 視聴率が取れるからチヤホヤされて完全に調子に乗ってしまっている・・・・・・ さてさて古田。 古田はいづれまた監督として必ずユニフォームを着る人だ。 すでにブラウンの後の楽天の監督が約束されている(と、野村が言っていた)。
古田ジャパンも遠くないだろう。 次は監督として、実績を残して欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.25 23:56:04
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