8日の日記
wrote:
数日前に集英社 月刊プレイボーイの編集長の田中さんから
久々に電話がありました。
彼とは写真家の太田さんを介して、集英社へ移るまえからの知り合いで、
アジアを1年間数カ月旅して日本に戻って来たあとに
長野に滞在ていた頃から交流が続いている。
今年から柏屋が日曜日を定休にするまでは
かつての先輩編集長とともに毎年長野の温泉に来られ
その折に必ず店に立ち寄ってくれていました。
彼の電話の用件は、後輩の編集者が関わっている
漫画家の江口寿史先生の全集の特別企画で
対談が組まれており、そのお相手が長野の病院に入院されてるそうで
先生がわざわざ長野まで来られて、病院から外出許可をもらって
その方と柏屋で対談できないか?というものだった。
江口寿史先生といえば昔から
「すすめ!! パイレーツ」や「ストップ!ひばりくん!!」などの
ギャグ漫画が大好きだったので、一も二もなくお受けすることにしました。
そして対談のお相手は銀杏BOYZの峯田さんというミュ-ジシャンの方で
名前を聞いてすぐにピンと来なかたのですが
映画「アイデン&ティディー」(みうらじゅん原作/田口トモロヲ監督)で
主演している人と分り、たまたまDVDを見ていたので顔がすぐ浮んできまし
た。
お二人の関係は峯田さんのバンドのCDジャケットを
江口先生が描かれて始まったそうです。
彼がなぜ長野で入院中なのかというと
長野で銀杏BOYZが公演した時にステージからダイブして
観客が受け止めてくれなかった為なのか??
足を骨折したそうで、そのままツアーがキャンセルとなり
長野の病院にかつぎ込まれたとのこと、
本当にお気の毒な話でした。
長野のオーディエンスがどうしようもないことは
何度もいろいろな方から伺っていて
本当に申し訳ない気持ちになります・・・。
3時過ぎから柏屋を貸しきりにして始まった対談は
6時近くまで続いて大変に盛り上がっておりました。
音楽好きの江口先生、私が盗み聞きした限りでは
大半が音楽のことばかりでしたね。
にこにこ楽しそうに語られ、とてもエネルギッシュでした。
方や、銀杏BOYZの峯田さんも骨折しているとはいえ
張り切って話されており、ひさびさの外出が楽しそうでした。
パンクロックのこととか江口先生のマンガのことなど
ハイテンションで笑いが絶えない感じでした。
しかーし、そういう時に限って
私の仕事が忙しく、休憩中にセッティングしたにも関わらず
そば打ちと注文発送にメチャメチャ追われてしまい
お話を聞けたのは近くでそば打ちをしながらの数分間で
あとは殆ど「ワニが来る!」状態でした。
(江口先生の読者でしたらお分かりですよね・・?)
お二人と話せたのは帰るまぎわにご挨拶をして
ありがたい名刺をいただいた時だけでした・・・。
その後、銀杏BOYZの峯田さんが日赤で撮った骨のレントゲン写真を忘れて帰ら
れ
マネージャーさんが取りに来られました。
集英社インターナショナルの美野田さん、田中編集長!
今回はお気遣いいただき本当にありがとうございました。。
バタバタしてましたが素敵な七夕(7月7日)の日の想い出になりまし
た・・・。