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カテゴリ:山菜、キノコ、採集、釣り
某川で狩猟をした。
ねらいは、 モクズガニだ。 10年前の秋、モクズガニの大移動か?って思える光景を目にして (゚д゚)!ビックリ! この時期の川チェックはかかせない。 モクズガニは、ハサミのとこにモフモフした藻みたいなものをつけたカニで 川や河口らへんにいる。秋になると産卵のために海に降りてくるそうだ。 母と狩猟に出かけさっそくデカイやつを見つける!\(^_^)/ 10年前の光景を母に話すと「記憶違いちゃう?」っていわれたので 名誉挽回だ! ![]() ![]() 雄のモクズガニ ハサミにもふもふ 足に毛ぼさぼさ 毛ガニか?? 毛ガニ食べたことないけど 一目散に獲物に近づき挟まれないように注意しながら足でカニを踏んづけて 甲羅を持ってゲットー! つかまえる際にズボンはびちょぬれになったけど そんなの関係ないっ! 海ボタル事件と同じようにならないように(事件のブログはこちら) 携帯は濡らさないように置いてきた! 次々に獲物をみつけて、合計11匹をゲット! 泥抜きのため、バケツの中で飼育します。 共食いしないように3つのバケツに分けて甲羅が見え隠れするぐらいの水をはり 水がきれいになるまで水替えをしながら飼います。 (もちろん食べるためににね!) 3日後・・・・(なんと1匹は脱走し行方不明に) 5匹を蒸しモクズガニにして食べることにして調理。 注意しないといけないのは、川の生き物にはジストマという寄生虫がいます。 下痢、嘔吐だけならまだしも、肺や脳にはいりこみ死や障害になることもあるようです。 おそろしい寄生虫です。 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル それは、サワガニとかザリガニでも一緒、モクズガニにもいます。 だから細心の注意をはらって使用後の調理器具もきっちり消毒します。 カニを触ったあとの手もしっかり消毒します。 モクズガニは上海ガニの仲間だそうです。 水からカニのおいしいエキスが流れ出ないよう甲羅を下にして蒸します。 20分~25分蒸すと出来上がり!ジストマにやられないようによ~く火を通します。 感想は、カニのけっこーお上品なお味がしました。 ![]() 写真では足がとれてる・・・。生きたまま蒸すとあかんらしい。 口からアイスピックとかで急所をズキュンと刺して絶命させてからお料理するのが よいらしい・・・ 蒸し汁を飲んでみるとおいしいっ! 残り5匹のカニも蒸し汁と一緒に煮てスープを作ることにしました。 残り5匹の解体作業を終えてきっちり手も消毒して、 生カニを煮立った蒸し汁に入れるといい匂いが・・・・ うまそ~っと思って思わずスプーン一杯味見してしまう。。。 おいしいっ~ 😋!! おいしくてついもう2杯飲んでしまった・・・。 飲んでから生カニがお鍋にはいっていること気づいた やばっ~、でも時すでに遅し。 ジストマのことスープのおいしさで忘れとったやないか~!! ジストマのこと慌てて検索するとめちゃめちゃ恐ろしいことが書いてある。 「どうしよっ!ジストマにやられるかも。お父さんお母さん今までありがとう。モクズガニで命を落とすとは・・・」子どもたちにもお別れのメールを念のため送る。 母は、「牛乳を飲んどいたら?」というのでごくごく育ちざかりの子どものように牛乳を飲み 「酢で消毒したら?」というのですっぱさに我慢しながら酢を飲み干し 「アルコール消毒は?」というのでビールも飲んでおいた。 事件から2日たつが今のところ嘔吐も下痢もないけど、潜伏期間は、1~6週間あるらしいからまだ予断が許されない状況で心配・・・。なんともないことを祈る毎日。 みなさんもモクズガニのスープはいいにおいがしていても要注意ですぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月19日 00時15分40秒
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