１２月に東京でも観ましたが、東京公演の時に比べて役者さん全体が伸び伸びと演技をしているように感じました。

特に藤原君。ジュリエットが「おぉ、ロミオ、あなたはなぜロミオなの？」というあの有名なセリフを言った時の演技！

もう嬉しくてたまらない！といった感じで床を転がっているのですが、その時のフニャフニャ感というか、ニヤケ顔がより一層フニャフニャ且つニヤニヤになっていました｡こういう所が母性本能をくすぐるんですよねぇ、藤原君は｡かわいいー(^.^)

鈴木杏ちゃんもこのシーンはかわいいんですよぉ｡杏ちゃんもフニャフニャしてて、一番このシーンの二人が微笑ましい(^^)

何度観てもいいですよぉ！フレッシュな役者二人がロミオとジュリエットの一番幸せな時をより輝かせている感じ。

かと思えば、２幕目最初、ロミオの追放が決定してから、二人が別れの夜を過ごしたシーンは、セリフの言い方が激しい恋に落ちた恋人そのもの｡先ほどのフニャフニャから一変して情熱的。藤原君が上半身裸なもので、杏ちゃんとベッドの上でそれはもう激しく抱き合っちゃってるもんだから、観ているこっちまでドキドキ(*^.^*)

そして、追放されたロミオの元にジュリエットの死（本当は仮死）を知らせる手紙が届いた時の藤原君は、涙を浮かべながらの演技で私まで泣けてきました(T_T)

藤原君は観れば観るほどセリフの言い回しが気持ち良～く聞こえてくるから、もう病み付きになりそうです｡あぁぁ～６月の近代能楽集、スケジュール的に観れないんだよなぁ(ｰｰ;)…観たいなぁ｡