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テーマ:藤木直人について(56)
カテゴリ:藤木直人…ドラマ
明日香村、嘉の家の居間。あすか(竹内結子)が俊作(藤木直人)と病院から帰ってくる。
「腕と指の骨にヒビが入っています。10日くらいは動かせへんて。」と、俊作が説明する。 「せやけど、左は大丈夫や」あすかが、答える。 「不測の事態やわ。太兵衛はんに言うて、日のばしてもらえんやろか」とひろこ(名取裕子)が京子(紺野美沙子)に話す。 「そうやねぇ」と、京子答える。 「それはあかんわ。こっちから頭下げてお願いしたんやさかい。それに、お菓子がまだ出来てへんのや。と、思われます。うちの頭ん中には、もう、ちゃんと出来ているのに… やってみる。徹次、てつどうて。」と、あすか。 「おう」と、徹次(井之上チャル)が答える。武春と淳もクズ工場に急ぐ。 クズ工場。 みんなが見守る目の前であすかがお菓子の形を整えている。 「もう、あかんわぁ」と、あすかがイライラしている。 「おい、俺がやるわ。こうや?」形を整えて順次があすかにたずねる。 「ちがう」と、あすかが答える。 その後、徹次が形を整えるが、それも違うといわれてしまう。 「あすか、こっちはどうや?」と、武春。首をふるあすか。 「一個もあかんのか?これなんか良いと思うんだけどなぁ」と、武春。 「あすか、あんこ味見して。」淳が、あすかにあんをすくったしゃもじを出す。あんこを味見するが、首を振るあすか。 「どこがあかんのや」と、淳が怒って言う。 「ちょっと違うんや。それ以上は言えへん。」と大声で言うあるか。 「おまえら、時間がないんやで。何とかわかってやれへんのかいな。作りたい菓子を…」と、玉治郎(梅沢富美男)。 「無理ですわ。職人は手で考えます。口では限界がありますさかい。」と、淳。 「菓子がみえてませんのや。一個でも作ってくれたら、そこからわかりますんがな。」と、武春。 「お父ちゃんやったらわかる。」と、あすか。 「お前、何言うんねんや。」と、玉治郎。 「うちもそう思う。禄さんやったらあすかの菓子。わかってやれるんやないかと。」と、京子。 「わても賛成や。あすかが言いたいこと。」と、留吉。 「あ~~、待ってくれ。んなもん、お前、今更、禄に頭なんか下げられるか!!」と、玉治郎。 「つまらん意地はらんと」と、舞。 「そやけど、お父ちゃん、もう、お菓子は作らへんのや。うち、何べんもけんかしてしもうたし、今更、てつどうてくれるはずあらへんわ」と、あすかが叫ぶ。 「そこを頼むんや。お兄ちゃん反対やったらええわ。私、1人で行ってくる。誠ちゃん、車をお願い。」と、京子が誠一にお願いする。 「俺も行く」と、淳。 「おーまて、わしが行く。」と、淳に言う玉治郎。 「あすか、首に縄、つけてもな、禄はわしが連れてくるで。待っとき~!」と言ってクズ工場を後にする。 他のみんなは、なべ釜の用意のためクス工場を後にする徹次たち。 あすかを見る俊作。あすかは、浮かない顔をしている。 嘉の部屋。 巌治郎が「禄とあすかは、喧嘩のしこりが残っている。お互い気にかけているようやしなぁ。」と、話している。嘉は「喧嘩はなぁ、仲直りするためにするもんや。兄弟かてそうやろう?!」と話している。 「ホンマやなぁ。よう喧嘩したなぁ。」と、言いながら嘉の手をとる巌治郎。 庭にあすかがすわっている。そばには俊作が… 「気が進まんのか?禄さんに助けてもらうこと…」と、俊作。 「なさけないわ。今更、てつどうてもらうなんて。かっこつけて、太兵衛さんに、うちのちっちゃい人生全部こめます、なんて、大見栄をきってしもうてたし…」と、あすか。 「その通りになるやないか?お前のお菓子のために、武春さんも、禄さんも、みんな集まって来てくれはる。お前は1人で作るんやない。みんなでつくるんや。それがお前のちっちゃい人生や。ちいそうても、おいしい人生や。」と、俊作。 あすかは立ち、俊作と向き合う。 「悔しいことも、喧嘩したことも、仲直りしたい事も、そういう気持ちでみんな作ったら!なんっちゅうお菓子や、それ!」俊作があすかに聞く。 「あすかや」あすかは答える。 「あすかは、みんなで作るお菓子や。」と、俊作。 あすかと俊作はうなずく。 「ハカセさん、道具運んでますよ。」と、徹次。 「おう」と、言い、あすかを気にしながら、立ち去る俊作。 クズ工場に入るあすか。 「えぇこと言わはる。」工場の奥を見るあすか。志乃が立っている。 「おばあちゃん!!」驚くあすか。 「さすが、あんたのご亭主やなぁ!お菓子はみんなで作るもの。仲ようしてなのこころどす。って、ほら、でっち歌にもあったやろ?作る人らがけんかしてたら、えぇお菓子できるわけおへんがな。おぉ、よう炊けてる…」と、志乃。 志乃から目をそらし、もう一度奥を見るあすか。志乃の姿が消えている。 大阪の簡易宿泊所の一室。禄太郎がお酒を飲んでいる。 そこへ玉治郎と、京子が京子が尋ねてくる。 禄太郎は顔を洗いに部屋を出て行った。 嘉の家のクズ工場。 あすかが徹次に菓子の説明をしている。 まわりであすかを見るひろこたち。 お菓子はみんなで作るもの。 あすかは、禄さんの到着を待ちわびる気持ちになっています。 大阪の簡易宿泊所 「店つぶしたのは、時代のせいやないんや。もちろん、禄太郎のせいやない。すべて俺がわるいんや。堪忍してくれ、わしが悪かったんや。」 今までのことを禄太郎にあやまる玉治郎。禄太郎、京子は黙って聞いている。 「もう一度1つにしてやってくれ。あすかに力貸してやってくれ!あすかに力貸してやってくれ!頼むわ~!」玉治郎は禄太郎にお願し続けた。 続きはまた、明日。 あすか、怪我してしまいましたね。お菓子は出来るのでしょうか? また、お店は取り戻せるでしょうか?あと、5回しかないんですね。 寂しくなります。 今日の藤木直人。 ←ココは、自己満足のコーナーです 「あすかはみんなで作るお菓子や」とか… なかなか良いセリフもありましたね。 登場シーンも比較的多いほうだったし… 毎日このくらい出てくれるといいんだけど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.13 11:39:57
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