2006/05/06(土)22:31
パニック障害_アロマケア
今日はパニック障害のアロマケアについてご紹介します。
パニック障害とは突然パニック発作を起こす不安神神経症のことを言います。
主な症状は突然激しい不安に襲われ動悸、息切れ、ふるえ、吐き気、発汗、窒息感、しびれなどの症状が起こり自分は死んでしまうのではないか?と感じるほどの苦しい発作が起こります。救急車で病院に担ぎ込まれる方もいっらっしゃいますがパニック状態の発作は数分で治まることがほとんどなので病院に着く頃には元気な状態に戻っているケースがほとんどのようです。
パニック障害は、一度経験した発作が次の発作に繋がるケースが多いことが特徴です。
「また発作が起きたらどうしよう」「発作が怖い」など一度経験した発作による不安が次の発作を引き起こしてしまうのです。この発作を繰り返すものをパニック障害と診断されます。さらに詳細を知りたい方は → コチラ
パニック障害の方は次の発作への不安感がとても大きいので、この不安感を解消することにより完治に向かっていけるのだと思います。
不安を解消するためには色々な方法がありますが心療内科では自律訓練法が多く使われています。方法はたくさんありますが「大丈夫!自分は発作を起こさない!」という精神状態に持っていけるように訓練をします。
そこでこの自立訓練にアロマセラピーが関係してきます。精油の香がパニック障害の方のココロの支えになるのです。
クライエントの方に「この香を嗅いでいると安心する」と思えるものを肌身離さず持っていてもらうのです。「ちょっとおかしいなー」とか「今日は不安が強いなー」と思った時にその香を吸入してもらうのです。それで気分が落ち着くんですよね
香の力ってスゴイなーと思いますよね。香は嗅覚から脳に刺激を伝達をしてホルモン分泌に影響を与えます。
パニック障害の原因は未だ分かっていませんが自律神経系の過敏によるものと考えられているそうです。視床下部から自律神経系に刺激を与える精油の香が発作を和らげるひとつの要因になっているのかもしれません。
お勧めの精油は神経を鎮めるクラリセージ、ラベンダー、ネロリ、イランイラン、サンダルウッド、カモミール、フランキンセンスです。これらの中からお好みの精油をお守りのように持っているだけでも安心しますから発作への不安を和らげるのだと思います。
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