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テーマ:沖縄の暮らしあれこれ(551)
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戻って参りました。台風の近づいている沖縄へ…
飛行機を降りると全身にまとわりつくような湿気と熱気。 10年くらい前まではこれがイヤでイヤでたまらなかったのですが、いまは「あ、沖縄だ」と一瞬にして自分のスイッチを入れ替えるための儀式のようです。 母のうつがひどかったのと、久しぶりに娘が一緒の旅なのとで、帰ってくるのがとってもうれしいのです。体の芯の部分からホッと力が抜けていく感じがしています。 沖縄がいいのか、自分の住み慣れた街がいいのか、そのへんは不明ですが… 夫が最後に帰省をしてから十日間人のいないうちの中は、掃除をしたり、ぶら下げたままのタオルをかえて回ったり、あれこれ働かないといつもの生活に戻りません。 子どもたちが小さかった頃、これがいやでした。 息子のお節句で、5月の連休を実家ですごして帰ってきたら、畳が全部かびていたことがあります。本土は五月晴れでも、沖縄は梅雨の走りの雨が降り続いていたのです… 長旅の後、座ることもできずふき掃除をしながら、なんで沖縄なんかに住んでいるんだと毒づいた事があります。 しかし月日の流れとはおそろしいもので、子どもたちが自分の荷物もさっさと片づけて、家の中のことも手伝ってくれるようになりました。 お昼を福岡で父と母と一緒に、なじみの中華料理店でたらふく食べたので、今日の夕飯はポーク卵のおにぎり。 これも娘が作ってくれました。 時間の流れの不思議を思います。 その分キッチリ、両親が年老いています。この夏冬の大移動もいつまで続くのか、来年はどうなるのだろうと思いつつ、19年が過ぎました… 振り返るたびに、先のことを考えても仕方がない。人の人生というのはその人に必要な事が起きてくるようになっているんだと思います。 私は次にやってくることを受け止めて精一杯やるだけです。 さあて、明日からいつものリズムを取り戻さなくては… 実は明日は息子の17歳の誕生日です。さっきお赤飯の用意を終えたところです。明日も忙しいかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.28 00:12:08
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