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テーマ:生き方上手(688)
カテゴリ:教育の話
今日は朝から変な感じでした。と言うのも娘が夕方7時の飛行機で福岡に帰ることになっていたのですが、台風が福岡に向かっていて、どうなるのかわからなかったからです。
昨日の飛行機だったのに、その便が欠航になって、今日の飛行機に変更してもらったのでした。最終便なら跳ぶかも知れないという判断でした。 夏休みなのに、こんなに急いで帰るわけは、大学で留学試験があるからだったのです。それも一次試験に合格して、二次試験の面接。 台風のせいで留学を不意にするわけにはいかないと、大学に電話を掛けさせたら、親切な対応で、試験を一週間延期してくれることになりました。 それは良かったのですが、それがわかったのは、すでに、今日の最終便にチケットを変更した後の話です。一週間もずれてしまったために、娘は今日帰る意味が全くない事になってしまいました。 4ヶ月ぶりの沖縄。とてもいごごちがいいらしく、数日前から「帰りたくない」を繰り返している娘です。母としても、もちょっといてもいいかなと思うくらいの滞在日数。 帰る?それともキャンセルする? 朝から、二人でしばらくそれを繰り返していました。 次に台風が来たら、さすがにそれは困るし、今日帰った方がいいかなあ。でも、急いで帰らなくてもいいのに…と迷うことしばし。 悩んでいる間にも、台風は佐賀のあたりに上陸して、福岡は交通機関が麻痺状態というテレビの速報です。飛行機が飛んで、福岡まで帰り着いたとしても、その後が困るかも知れないという不安がよぎりました。 二人とも踏ん切りがつかず、「飛行機が飛んだら帰ることにするよ」と娘が決めて、出掛ける準備をはじめたら、実家の父から電話で、「西鉄が全面ストップだから、今日は帰らない方がいい」という… そこで、旅行社に電話をしてみると、日程変更も可能とのこと。娘の希望通りに、12日の日曜日に変更してもらいました。はじめからそうすればよかったのですが、自分の判断で何かをするのを避けてしまっていたようです。 こういう事態になると、自分が焦るのがよくわかります。焦ると判断ミスが多くなるのも自分の傾向としてわかるのですが、待つのが苦しく、早く結論を出したくて、中途半端に運任せの決定をしてしまう傾向にあるとはじめて自覚しました。 どうも、最初は物事に真っ正面から向かうのですが、しばらくするとその緊張感に負けて、身をゆだねてしまうようです。途中から努力を放棄して、運に身をゆだね、なるべくしてなったと思いたいようなのです。 自分が冷静でないとき、即断ができないときには、時間をもらって、もっと誰かに意見を聞くこともできるはずなのに、むりやり判断しようとしてしまいます。 こういうのって、自分の癖なんでしょうね。そして自分の思考パターンのようなものをちゃんと知っておくことは大事ですね。なぜならいつも陥る落とし穴を知っておけば、次は落ちなくてもすむかもしれないからです。 同じ失敗を繰り返すのは、自分のやっていることに自覚がないからなのでしょう。教えられなくても学ぶには、自分の問題点を知ることからはじまるという気がします。 フランス語だって、力を伸ばすには、自分のウイークポイントを知ることが大事ですからね。 「学ぶ」ことは、何よりもまず自分を知ることからはじまるのかなあと思ったりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.08 00:44:13
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