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カテゴリ:よもやま話
昨日は何とも妙な落ち込み方でしたが、今朝になって、書き込みを見て感動してしまいました。書きっぱなしの日記に、コメントくださってありがとうございました。
今日は元気になって、普通に戻っています。 いろんな落ち込み解消法があるのだと思うのですが、最近私は体を動かすことにしています。たまたま今日はバレエの日でそれがよかったようです。 落ち込んでいるときは、繰り返し繰り返し同じ思考がめぐってくるので「考えない」ためには、体を動かすことがいいようなのです。汗と一緒に何か出ていくのかも知れません。 ところで昨日の落ち込みは尋常でなかったのですが、その感覚に思い出したものがありました。 それは学校。教室という閉鎖空間で恥ずかしいことをしてしまったとき、手も足も出なくなるあの感じ… 今でこそ、偉そうに教育を語ったりしていますが、テレーズは実におとなしく、引っ込み思案の子どもでした。 大人から見ると、反応が地味で「何を考えているかわからない」子どもだったような気がします。それが時には教師の視線をひきつけてしまうんでしょうか? それとも、教師の発する何気ない一言に傷ついてしまう感性を持っていたのでしょうか。 学校はちっとも居心地のいい場所ではありませんでした。 自分が「恥ずかしい」と思うと、やることなすこと失敗してしまうのです。みんなの前で平均台をわたったら、何度も落ちてしまったり… 「自信がない」ということが、どれほど人に影響を及ぼすか計り知れないですね~ 特に自分が苦手と思っているときにこれがくるのです。そしてもっと悪いのは、失敗してその後どうしていいかわからず、呆然としてしまうことです。 下手は下手なりに愛嬌でごまかすということができないんですね~子ども時代にずいぶん損をしたかも知れません。 教師になってみると、すぐ反応する生徒はすごく扱いやすいです。反抗はちょっと困るけど…黙っている生徒はなかなか不気味です。 ところが、ところが、その中に、授業をとても楽しんでいる生徒が混じっていたりするんですね~ 結局、教師としては、すべての生徒とコミュニケーションをとりたいというスタンスで居ることになります。だって、昔の私のような生徒をそのままにしておくわけにはいかないでしょ。 私は授業の後学生たちと話をするのを楽しみにしています。 だけどね、昨日は「テレーズさん」って呼びかけてくるヤツがいるんだよね~ため口はかまわんから「テレーズ先生」にしておくれと思った私は、古い人間かなあ。きっぱり「やめて」って言えばよかったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.14 00:12:12
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