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テーマ:自己分析(159)
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こんなことがありました。
あるお子さんが、やる気がなくなってしまって引きこもり状態。 原因を探していったら、かなり繊細な部分があり、 「話しかけられたくない時に話しかけられると」 ずっと動揺してしまいやる気がなくなる。 だからそういった対応に気を付けてあげるだけで かなり安定することがありました。
逆の場合もあります。 もう大人なのだから、自分自身の力で穏やかでいられるように 「親がどんなに話しかけようとも、 自分の個性を知ってそれを自分自身で守る工夫をする」というようにしたりです。 そうするといつの間にか 苦しい感覚がなくなって動けるようになったりするケースもあります。
これが「感覚」です。
しかし、多くの場合現実の原因がすごく違うところにあるのに、 「きっと心理的に〇○だからだろう」とか、 「きっとこういう精神分析なら分析ができる」と分析してしまいがちです。
学問が役に立つのは、「その人その人」個別に使えるようになってからで、 「分析」がまず頭にあると、上記のお子さんの場合であれば、 「きっと親子関係が」とか「きっと幼少期が」とか そちらから始めて感覚を探してしまいます。 感覚を探す、というのは 「どう?動けないのは、お母さんがこうだったからかな?これが原因かな?」 みたいなものです。 このように感覚を探してしまうと、頭が原因を作り出してしまい、 その時は一時的に盛り上がるんだけれども、 変化がおきない、みたいなことがおきてしまいます。
しかしながら、そういったいろんな整理は確かに必要であることもあります。
それらの頭で探したことは 当たっている部分はあるものの、本当に変化をおこしていくためには その根を観察できないとならず、 でも観察の前に「予測」が働くと、 つまり頭で考えていくと別の原因に惑わされてしまい そこからだと効果があるようなんだけれども、 なかなか変化に行きつかないということになります。
「この子はこうなんだ。だからこうすれば治るんだ。もっと頑張れ」 みたいに言われてもどうにもならない。 そう励ましても改善しないとしたら、 それはもう「違うんだ」ということを知っておくことも大切なことです。
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最終更新日
2020.04.27 21:29:10
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