やんちゃぼうずの毎日

私の夫は、毎年まとまった夏休みがとれません。
今年も土日をからめての３連休が２回です。
昨日・今日・明日が、その３連休の２回目です。
ゆうたに夏休みらしい経験をさせてあげたいし、予算はそんなにないし・・・
何より、まだけいたを連れて遠出をする勇気はありません。
１回目の３連休は、秋葉原にある、交通博物館に夫とゆうたと二人で行きました。
小さいころから、電車も車もだーい好きなゆうたは、もう嬉しくて嬉しくて、今年の夏の一番楽しかったことだと、言っていました。
昨日は、夫に二人を見てもらって、私は掃除をしていたので、ゆうたはちょっと退屈気味だったようです。
今日は、朝ごはんも食べずに出かけて、外食。それから、府中市にある郷土の森博物館に行ってきました。
とてもよかったです。
といっても、博物館には入らなかったんですけど・・・
まず、駐車場が無料なので、ぜんぜん時間を気にしないで遊ぶことができました。
混んでいたためか、博物館からちょっと離れた臨時駐車場に車をとめ、少し歩いていきました。
駐車場から、博物館に行く間に、大きな体育館があり、プールがあり、交通規則を学びながら遊べる公園がありました。
博物館に入るための入場料を４人で５００円支払って・・・と思ったら、けいたが早く入りたくて、入り口で大騒ぎでした。
入ってみると、広い広い・・・
庭を歩いていると、あちらこちらに建物がありました。それがどれも素敵です。
水車小屋があったり、明治初期の郵便取扱所があったり、かやぶき屋根の家があったり、大正時代の町役場があったりと、見学するところもたっぷりあって、家族で楽しめます。
でも、最高に楽しかったのは、水遊びの池でした。
事前に、本で水遊びができる池があると知っていたのですが、足をつけるくらいだと思っていました。
一応全身ずぶぬれになっては困ると思って、着替えは持っていったのですが、ついてみてビックリ！！
ほとんどの子が、水着着用です。まさか、そんな本格的なものとは思っていなかったので、あせりましたが、パンツで泳いでいる子もいたので、ゆうたはパンツとズボンで、けいたは日焼けをしないように、洋服に、水遊び用のオムツをはかせて遊ばせました。ゆうたの頃には、水遊びようのオムツなんてあったかしら？？？これなら、けいたも安心して遊ばせられます。本当に便利。

時間も気にせずたっぷり遊んだのですが、それでもけいたが帰りたがらなくて、大変でした。
夕方から、昔の生活道具を見せてくれるというイベントがあり、それに行ったのですが、これが予想以上の大収穫でした。
私も実物を見るのが初めてだったのですが、蚊帳がつってありました。子供達は、蚊帳の中に入れていただいて、大満足。ちょうど先週サザエさんで、蚊帳がでてきたばかりだったので、実感として分かったようでした。
他にも、囲炉裏があったり、蓑があったりと、普段読んでいる絵本の世界に出てくるものを、実際に見ることができて、ゆうたは大満足でした。
庭では、稲穂を見せてもらい、それを脱穀する道具も３種類見せてもらいました。そのうち、２種類は、実際に自分で脱穀させていただけて、とても楽しめたようです。
今は、お米の収穫時期ではないと係りの人に言われても、ゆうたは？？
「秋の田の、かりほの庵の苫をあらみ～」と、百人一首を暗記しているゆうたですが、やはりいくら説明しても意味はピンときていなかったようで、稲穂を実際に見られたりして、今までよりも身近に感じることができたようです。
水遊びも、庭の散策も、時間を忘れてたっぷり遊ぶことができました。
結局のんびりしすぎて、博物館の中には全然入りませんでしたが、それでもまだまだ見るところはありそうです。
セミの鳴く声が降るように響いてきて、夏らしいお散歩でした。
ここには、プラネタリウムもあり、けいたがもう少し大きくなったら、見に来たいと思いました。
何より、いろいろ季節の木が植えてあり、他の季節にくるのが楽しみになりました。
夏らしい、楽しい一日を過ごして、ゆうたも大満足でした。

ゆうたは、今これで百人一首を覚えています。百首覚えられるのは、いつかしら？？？