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2006.01.29
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カテゴリ:本・漫画
なんとなく気になっていた漫画を買いました。

須藤真澄さんの”長い長いさんぽ”
長い長いさんぽ

ペット飼育経験ってまったくないのですが、猫好きです。

PCの中にも”猫”ってフォルダがあってネットで見つけた画像を集めていたりします(携帯にも前は入れてた)

犬も嫌いじゃないけど、猫の姿格好が好きなんだよなぁ。
まっ理由はよくわかりませぬ。

さて、この本のことぜーんぜん知りませんでした。
ここにでてくる”ゆずくん”結構昔から描かれている猫だったようですね。

いきなりこのタイトルの本を読んでしまうのがいいのかどうかわかりませんが、気になったので読んでみました。

結果は昨日の日記のラストの通り。

脳天気で明るく描かれていますが、涙が止まりませんでした。

別に文学的表現があるわけでもなく、泣かせることを目的にしてるようなお話ではありません。

作者さんの思ったことそのままがどーんとぶつけられてくるんです。
洗練されている文章ではなく、友達から悲しい話を聞かされているかでもいるような感じ。

それがすごく伝わってくるんですよね。

作者さん本人も気がついているぐらいの偏愛っぷりなわけですが、
それに気がついているからこそ、わかるんですよね。

途中で読むのを止めてしまいたくなるぐらい重いです。

でも最後まで読んでよかったなぁって思う。

これ、今ペットを飼っている人が読んだらどう思うんだろう。
いろいろ考えすぎて眠れなくなったりしちゃうかな。

そう考えるとあんまり人に勧められないかもなぁ。

我が家には愛想の無い熱帯魚ぐらいしかいませんから、それほど気になることはありませんでしたけど。

それでもペットっていいなぁって思う漫画でした。

絵もかわいいので読めそうだなぁって思う人には読んでもらいたい。
けど強くは勧めません(^^;






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最終更新日  2006.01.29 11:34:31
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