年を重ねるということ
今日の話は、すごーく個人的なことなので、興味のない方はスルーしてくださいね。(いつも個人的なことではあるけれど!!)大好きな友人Sちゃんが入院した。結が産まれてからのお付き合い、7年くらいかな。付き合いは短いけれど、私にとってたくさんの学びをくれる本当に大切な友人。完治することがない、難病指定されている病気。SちゃんとこのAちゃんとYちゃんと我が家の結と琉。ついこの間、子ども連れで遊びに行ったのに。溺愛(笑)・・・・といっても過言ではないくらい二人の娘ちゃんを大切にしている彼女。今、娘ちゃん達と離れ入院生活を送っている。どれだけ辛いか。すごく冷静に受け止めているけれど、頭と心は別々だよ!頭ではわかっていても、心はざわざわするものだよ(泣)無理しないでね。本当に人生ってわからない。独身時代が長かった私は、毎年の年賀状に「変わらず、元気に独り者です!」みたいなことを書いていた。たしかに、元気で独身貴族(言い方古っ!)を謳歌していたけれど、内心「結婚しました~」とか「子ども出来ました~」とかの報告いつできるのかなぁ~と焦っていたりもした。そして、29歳の時に「潰瘍性大腸炎」という難病指定の病気を発病し私の変わらない人生は、変わりはじめた。治らない病気。そして、ステロイド治療の副作用は恐かった。ので!いつ、何が起こってもいいように、やりたいことは我慢せずに「すぐやる」ことに決めた。病気もちだし、結婚は無理かな!とか、子どもも産めないな!とか割と悲観的になりながらも、じゃあそこはもう気にしなくてもよいとして、楽しいことやらねば~~~!ということで、ダイビングをはじめたり、誘われたらどこへでも遊びに行ったり・・・。そんなこんなしているうちに、結婚する機会にめぐまれ、信頼できる主治医の先生のお陰で妊娠出産も経験し、二人の子どもも授かった。病気も、このポジティブモードに恐れをなしたか、すっかり症状をひそめ、今では、全く健康体なのである。薬も結を妊娠した時からのんでいないので、8年以上になる。治らない病気なのに、治った様に生活させて頂いている!診断は、完治ではなく緩解期といって症状が緩和されている状態・・・なので、いつ再発するかわからないし、再発しないかもしれない、爆弾を抱えている状態であるのには変わりない。Sちゃんの病気を聞いて、久しぶりに自分の病気を思いだし、今ある生活をもっと丁寧に生きなさいと気付きをもらった気分。Sちゃん!以前、「延命治療をして長く生きるより、太く短く生きたいね~」とどこかの公園で話したのを覚えているかな~?!さすがに短くといっても、まだ早いけど(笑)お互い悔いなく、いこう!治療の結果がよく、早く日常の生活に戻れますように!応援してるよ!!!今日ある日常は、明日必ず待っているとは限らない。子どもの成長は早くて、今年と来年では全く異なる日常になっている。今の子どもの心に丁寧に向き合い、寄りそって過ごしていきたいなぁと思う夏なのでした。そんな、私に結がお手紙をくれました。(急に!)「ママへ すきなママいつもはごめんなさい。結はほんとうはぜんぶできるからいつもやります。」はぁ~~~かーちゃん今日も怒ってたもんね。出来るのにやらないから・・。やっぱり出来るんだよね。。。。「出来るなら、やってくれ~~~~~~~。」と心の中で、大きく叫ぶ夜でした・・・。でも、そこをぐっと我慢して、本人がやるのを待てる母になりたい・・・まだまだ修行がたりないな(とほほ)