2006/03/30(木)22:06
M5捕獲戦車
M5捕獲戦車ですが、日本軍に捕獲されたM5は結構な数があった様です。撤退時に残されたM5は、後で日本軍に使われない様にとエンジン等が壊された物が多かったとの事ですが、その中の比較的損傷の少ない物は再生されて日本陸軍の戦車として対戦車戦闘にも参戦した様です。
また、捕獲したM5戦車に対する、日本の97式中戦車が搭載する57mmP戦車砲による砲撃実験では、至近距離からの装甲弾射撃ではM5の装甲を打ち抜く事は出来ず、同箇所に榴弾を集中砲撃する事により、装甲のつなぎ目に亀裂が入った程度という情けない状況でした。
47mm長砲身により、ようやく装甲の貫徹が可能になりましたが、その時にはすでにM5より強力なM4中戦車が配備され、日本軍戦車は非常な苦戦を強いられました。