[オリジナル交配種]の記事一覧 | トイ吉の怪しい草Lab

Begonia '紅棘' 【ZOE0822-hyb.02】(limprichtii x ningmingensis var. bella)

Begonia '紅棘' 【ZOE0822-hyb.02】(limprichtii x ningmingensis var. bella)「べにおどろ」と読みます。由来は葉の表面に赤い小さな棘が生えているから。単純ですね。この赤い棘は母親のリンプリチィの特徴ですね。こちらがリンプリチィ。最近ちらほら見るようになりましたがまだまだ普及はしてないようです。めちゃくちゃ独特な成長方法をします笑匍匐なのか登りたいのか…紅棘は両親とも小型なので小さなベゴニアになるかと思いきや、条件によってはまあまあの大きさになっちゃうみたいです。ただ、リンプリチィの血が入っているため、本品種も独特の成長を見せています。成長が楽しみな品種ですね。パルコレでもリリース予定。

Begonia '黒桃'(galeolepis × ignita)【ZOE0523-hyb.05】

Begonia '黒桃'(galeolepis × ignita) 【ZOE0523-hyb.05】「黒桃(くろもも)」黒い葉に桃色の綺麗な花色が映えるため黒桃と名づけました。父親のガレオレピスは斑入りなのでもしかしたら…と思ったら…たま〜に申し訳程度の斑が入ります。葉挿ししてみましたが通常通りの株がでました。なかなか斑入りのみにすることは難しいようです2021/9/16発芽後約1ヶ月。やや模様が入ってきたくらいの頃。あまり発芽せず、10株程度です。2021/10/9しっかりと模様が出てきました。結局兄弟株とあわせて2つしかのこらず、黒桃は成長が極めて早いのですが、片割れはびっくりするほど遅いです。そちらも表現が結構違うのでまた機会があればおみせします。2021/12/17黒桃です。かなり見た目が違いますが、大きくなると模様がやや薄くなっちゃうみたいですね。ほぼ淡雪なのでかぶっちゃうなあ…と思ってたのでそれはそれでよかったですけど。2023/5/20かなり繁茂してます。花も継続的に咲いていて、このあたりはignitaの形質を受け継いでるなと感じますね。写真映えしない色ですが、肉眼で見るとなんとも言えない美しさがあるのです。また、さらに面白い特徴がありまして、花芽がほぼ無限に伸びるんです。花芽が伸びること自体はイグニタにも見られるのですが、黒桃はそれより圧倒的に伸びます。なんと現時点でも伸び続けており、やや勢いが落ちているものの15センチ前後にまでなっています笑無限花芽成長編、これはかなり面白いと思います。

Begonia "淡雪" (holosericeoides x ignita)【ZOE0222-hyb.01】

Begonia "淡雪" (holosericeoides x ignita)【ZOE0222-hyb.01】トイ吉自作交配ベゴニア第一弾の淡雪ちゃんです。名前の由来は葉の模様が夜空に雪がほのかに舞っているように見えることから。花がオレンジ色の珍種として知られるイグニタをかけましたが、やはりオレンジを継承することは難しいようで、濃いピンク色の花になりました。これはこれで滅多にない類のピンクなので鑑賞価値が高いと思います。環境によってはかなり大型化するため、見応え抜群！栽培もそこまで難しくないため気軽に育てられます。あとなぜかナメクジや貝類にめちゃくちゃ食われます。どんなベゴニアより優先的にこいつが標的にされるので注意が必要。そんなに美味いのかな。2021/9/29発芽後約1ヶ月程度。2021/12/17特長が出てきた頃。この頃から貝類が淡雪の味を知ったようで襲撃に遭い徐々に減少。憎い。淡雪は葉も花も含めて私が交配したベゴニアで最も美しい品種だと思います。後にも先にもこいつを超えるものは出ないかも。そんな淡雪ですが、増殖スピードが遅いためなかなか普及しにくいとは思います。どこかで見かけたらぜひ手に入れてみてくださいね。