ちっぷのメモ書きブログ

　点火プラグをイリジウムに交換してから、低回転域だとアクセルの踏み方次第で失火する状態になってしまったんですが、原因不明。なんせ古い車だし、疑い出したら切りがない。一応あまり高くないホース類から点検しようと少し掃除ｗしたら、PCVバルブの付け根からオイルが滲んでいるのが見つかりました。
　PCVバルブは、クランクケース内のブローバイガスを吸気経路に戻す際、圧力差が大きくなり過ぎたり逆流するのを防ぐための部品です。GTS25t TypeMの場合、サージタンク排出側にPCVバルブが付いています。
　これがうまく作動せず開きがちになってしまうと、ターボタービン側経路からスロットルバルブを経由せずに空気が流れ込んでしまい、逆に閉じがちになるとブローバイがターボタービン側経路に流れ込み易くなり、吸気経路全体がオイルまみれになってしまいます。そうそう壊れるような部品じゃありませんが、内部のスプリングが弱くなったり汚れで動きが渋くなったりという事はあります。
　動きが渋くなって反応が悪くなったか、閉じるべき時に開きっぱなしになると考えれば、アクセルの踏み方次第で失火するという現象は過度なリーン状態という事で説明が付きます。それなりの吸気量がある状態であればブローバイ経路からの空気流入の影響も小さくなるし、低回転域での現象という点もクリアになります。（ブローバイ経路はそんなに太くない＝流量も限られる）

　理由はどうあれ、吸気経路で漏れてるんだから交換しなきゃマズいんですが。（爆

　お値段ですが、PCVバルブ本体は純正品で1500円ぐらいです。サージタンクへの接続ホースがPCVバルブとどっこいな価格なのに驚きましたが、カードのポイント吐き出さないと失効しちゃう分があるのを良い事に一式全部交換します。
　これで直るといいなぁ。


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　こっちもそろそろ考えた方がいいんだけど、選択肢がSB-LB20Lしかない上に割高なのは痛い。