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2004年10月28日
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カテゴリ:球界再編
 西武ライオンズの松坂大輔投手と日本テレビの柴田倫世アナが今オフに結婚することになったそうである。ついにXデーか!という感じである。今夏のアテネオリンピックに柴田アナは現地取材に向かったが、野球日本代表として現地入りしていた松坂選手と「現地密会(婚前旅行か?)」するのではないかと、マスコミ各社は柴田アナに「柴田番」をつけ、マークしていたという。「柴田番」に「渡辺番」。あの社はマスコミからマークされる関係者が多いものだ。

 さて松坂選手が柴田アナにプロポーズをしたのは3年前のことだそうだ(伝聞)。そこに至る前には「山有り谷有り」であった。代表的なのは「愛の無免許運転事件」だろう。

 これは2000年の10月に起こった事件である。スピード違反で免停中の松坂選手が9月、球団所有の車を運転して、柴田アナの住むマンションを訪問したのである。これが写真週刊誌にすっぱ抜かれたのである。この時問題になったのは、松坂選手が「免停中に自動車運転したこと(無免許運転)」、「柴田アナのマンション前路上は駐車禁止区域だったこと(駐車違反で検挙された)」、中でも一番問題だったのは「自分の身代わりのものを警察に出頭させたこと」であった。松坂選手の身代わりとして、警察に「駐車違反」の実行犯として出頭したのは「カルガリーオリンピックスピードスケート500M男子銅メダリストの黒岩彰」氏であった。黒岩氏は当時、松坂選手のマスコミ対策のため、西武球団の広報課長として、「松坂付き」の立場にあったのだ。しかしながら、警察署で「身代わり出頭」が露見し、問題が明らかになったのだ。

 弱冠20歳が39歳を身代わり出頭させる・・・。松坂選手は道交法違反(スピード違反・無免許運転・駐車違反・・・罰金19万5000円)だけで済み、黒岩氏は「犯人隠避」の罪状で書類送検となった。

 障害があればあるほど、愛の炎は燃え上がるのだろうか。

 現在、プロ野球新規参入について「審査小委員会」が「企業モラル」を含めた審査を行っている。野球界は「モラル」をどのように審査するのだろうか?。「モラル」よりも「強ければそれでいいんだ♪力(150キロのストレート?)さえあればいいんだ♪(『タイガーマスク』のエンディングテーマ「孤児のマーチ」)」が球界の本音ではないだろうか。

 同じ梶原一騎氏原作のアニメの主題歌にはこんなのもあった。「ルール無用の悪党に正義のパンチをブチかませ♪(『タイガーマスク』のオープニングテーマの一節)」。これは非現実的ですな・・・。ルールというものは運用面において恣意的に解釈される。その運用が判例となり前例として利用される。結果として、法の理念は現実の前に風化する。

 多くの場合、運用改変によって利益を得るのは社会的強者に限られる。憂うべきかな。

 最近、野球や球界の問題など、もう、どうでも良くなってきました。


(追記)MARK-Iさん ありがとうございました。ご指摘の通りです。こそっと修正致しましたm(_ _)m。


(参考)ちなみに近年はプロ野球のモラルの低下が著しい。今からおよそ20年前にはこんな事件があった。

 1987年12月「東尾修投手マージャン賭博事件」
 警視庁第4課と大崎署の調べにより、港区麻布十番の高級マンション内でのマージャン賭博が明るみに出た。その事件にプロ野球・西武ライオンズの東尾修投手が客として関わっていた事が判明、東尾投手は東京地検に賭博容疑で書類送検された。東尾投手はマージャン賭博に参加し10万円負けたという。西武ライオンズは同投手に謹慎6ヶ月、なんと減俸2500万円の処分を下した。

 10万円負けた上に、2500万円の罰金。。。

 東尾投手は翌シーズン限りで引退。6ヶ月の謹慎によるブランクが選手生命に影響したのではないかと推察される。

 今の時代なら、こんなに厳しい処分をされなかっただろうに・・・。

 しかし、この時代のほうが野球競技は輝いていたように見える。今現在がなんと泥にまみれ、色あせていることか・・・。なぁ~んちゃって。。。





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最終更新日  2004年10月29日 08時08分18秒
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