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バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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カテゴリ:映画/エンタメ
 さて、少しずつ昨年末に書きこぼした日記など。まずはDVD鑑賞日記、一発目は『レミーのおいしいレストラン』。まぁ、すごい設定ですよ。格式とスノビズムと政治性とアートが最高度にミックスされたフレンチ・レストランにねずみを活躍させようっていうのですから、荒唐無稽。ストーリーの中でもたびたび言及されますが、レストランにねずみ、というのはもうタブーというか、命取りですから。
 これ、ご存知のようにディズニー映画ですが、ねずみが人間をコントロールする(そう、文字通り、帽子の中でねずみが主人公の髪の毛をハンドルに“操る”のです)、というディズニー帝国の野望か自虐が込められているのかな、などと片頬をゆがめつつ鑑賞(笑)。
 さすがにアニメーションも美麗です。あそび心も健在(評論家・イーゴの棺桶型、使うタイプライターは髑髏のトロンプ・ルイユ、グストー亡き後のシェフ・スキナーとレミーのターミネーター風のカーチェイス風追跡劇など)。しかし何より素晴らしいのは、料理の楽しさ、素晴らしさが映画全体からこれでもかと伝わってくるところ。カラフルな具や材料の調理は音楽的にテンポよく、またスピーディーに盛られ並べられる料理の数々(ラタトゥーユ!!)は、改めて料理というアートの素晴らしさ、本来持っている楽しさを教えてくれます(ねずみのレミーの様子は、まさにオーケストラの指揮者のごとし、です)。お腹を満たすためだけなら料理はいらない。けれど、そこに技はもちろん、物語や新しい可能性、無限の世界が広がっており、それをして人の心を蕩けさせ、また動かすのだ、ということに気づかせてくれました。
 この映画には友情、過去との和解、伝統と革新、恋愛、そして自ら限界を設けてそれに閉じこもることの愚かさなど、さまざなシーケンスが盛り込まれていますが、ともあれ、この「料理の魔法の力」を嗅ぎ、味わうので十分なのではないでしょうか。
 奇しくも、子年を迎えるにぴったりな、大人も子供楽しめる作品。こいつは春から縁起が、いやねずみの演技がいいや!!(了)


初回仕様!レミーのおいしいレストラン◆20%OFF!

著作です:何のために生き、死ぬの?。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。





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Last updated  2008/01/03 09:19:31 PM
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プラダ バッグ@ gpzqtt@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…
バーバリーブルーレーベル@ uqafrzt@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
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