|
カテゴリ:高齢者とともに
入院中の母tocoに、少しずつ言葉らしき物が戻りつつある。とはいうものの、意味とか脈略とかは成り立っていないのだが。。。
今日は、私の顔を見るなり「あんたが、お母さん?」と真顔で言われた。う~む。「そうだったら、わたしゃ、100歳以上よん」と、返しておいた(笑)。朝、様子を見に行くとほとんど寝ているtocoだが、目を覚ましていると機嫌が悪く、調子が上がってくるのは、昼過ぎから。今日の「お言葉」は、3時頃の出来事だった。 手の方も活発に(とは言っても、以前と比べるとだが)動くようになってきた。本日は、珍しくリハビリの先生の髪の毛に手を伸ばし、引っ張っていた。いやはや。そして、終了したら挨拶をするのだが、いっこうに「ありがとう」も「さよなら」も言わず、「よくやった!」というような感じの言葉を口走った。これには、みんな大笑いである。が、本人は、意識しているのかいないのか。 それなりに、舌が回るようになってきたので、食べ物の方も口から摂取できるようになればいいのになと、欲が出てくる。鼻から胃へとチューブを通しての食事はシンドイだろうなぁ。が、特養に入っている叔父は、一時(とは言っても長い間だが)このチューブを通し、それでもダメになったのでお腹からチューブを通す「胃廊(いろう)」という方法で食事を摂っていた。 病院を移り、リハビリをしていただいたお陰で、今は、口から摂取できるようになったが、口から食べるということの有り難さが傍で見ていてもしみじみと判ったような気がする。 ところで、tocoの実姉から「毎日毎日心配で夜も眠れない」という葉書が届いた。なんと返事を返してよいやら、いっそのことtocoの実際を写メして送りそうになる。しか~し、そんなの見たら「卒倒」してしまうに違いない。 毎日毎日報告しても、1日でめざましい進歩はないので、すれば心配は増すばかりだろう。週に一度なら進歩の様子もまとまるかもしれないので、文書で様子を知らせようと思う。 明日のtocoの口から発せられる「お言葉」が楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.03 22:38:12
コメント(0) | コメントを書く
[高齢者とともに] カテゴリの最新記事
|