06年世界デジカメ市場、キャノンが首位。
4月3日(ブルームバーグ):米調査会社IDCは2日(米国時間)、2006年の世界デジタルカメラ出荷台数でキヤノンが前年に引き続き首位だったと発表しました。キヤノンはデジタル一眼レフの出荷台数が05年比31%増と大きく伸び、コンパクトデジカメでも市場全体以上の伸びを示したことで、前年を上回る19%のマーケットシェアを獲得しています。 2位はソニー、3位は米イーストマン・コダック、4位はオリンパス。2-4位の順位は05年と変わりませんが、収益性を重視し、低価格機種から高価格帯へシフトしているコダックの出荷台数は同20%減となり、シェアも05年の14%から10%へ下がりました。コダックは06年米国市場でも1位の座をキヤノンに明け渡しています。 韓国サムスン・グループの出荷台数は同2.3倍で、ニコンや富士フイルムを抜き前年の9位から5位に躍進し、全メーカーによる世界出荷合計は同15%増の1億572万台。うち一眼レフは同39%増の527万台でした。 【表1:世界デジカメ出荷台数シェア】単位:%(コンパクト、一眼レフの合計) 05年→06年 2006年 2005年 台数増減率1キヤノン 18.7 17.4 +23.22ソニー 15.8 15.2 +19.23コダック 10.0 14.2 ▲19.64オリンパス 8.6 9.8 +0.35サムスン 7.8 3.8 +133.56ニコン 7.6 7.9 +11.27富士フイルム 6.1 7.8 ▲10.28松下 5.2 3.4 +76.19カシオ 4.9 4.2 +32.710HP 4.0 4.5 +1.911ペンタックス 2.7 2.3 +31.8その他合計 105,720,635台 92,297,209台 +14.5【表2:世界デジタル一眼レフ出荷台数シェア】単位:% 05年→06年 2006年 2005年 台数増減率1キヤノン 46.7 49.5 +30.72ニコン 33.0 33.7 +35.93ソニー 6.2 0.0 ----4オリンパス 5.9 5.7 +43.35ペンタックス 5.4 4.6 +63.36富士フイルム 1.0 1.7 ▲22.87サムスン 0.8 0.0 ----8松下 0.7 0.0 ----その他合計 5,270,899台 3,800,097台 +38.7注:HPは米ヒューレット:パッカード出典:IDC、2007年人気ブログランキング、応援お願いいたします。