ウルトラマラソンに魅せられた自然派ランナーのブログ

2018/07/19(木)08:47

第14回日本横断『川の道』フットレース:小鹿野(レストポイント1)→小諸(レストポイント2)

マラソン(614)

目覚めると7時45分頃、睡眠時間は1時間半弱ですが熟睡感があり、すっきりと目覚められました。 昨日と同じ衣服に着替え、荷物をもう一度丁寧に詰め直して食堂へ行き、熱々の珈琲だけを頂いて出発しました。 小鹿野町・両神荘体育館(CP8-151.9Km)を8:05に出発。 次のレストポイントである小諸GCH(グランドキャッスルホテル)まで108Kmと距離は短いですが、峠を2つ越えなければならず、フルのコース中の最大の難関区間と思っております。 風呂&睡眠で身体が軽くなり、朝の陽射しで山の新緑が眩しい中を軽快に緩やかな下り坂を走り進みます。 本日の群馬県内陸部の予想最高気温は29℃と昨日にも増して暑くなりそうで、内臓疲労や熱中症に更なる要注意が必要です。 本日は5月1日(火)、世間は平日です。 登校中の小中学生や郵便局がシャッターを開けるのを横目で見ながらひたすら県道37号を北進します。 小森川に沿って進み、これから向かう志賀坂峠を水源とする赤平川を渡り、 155.7Km地点の黒海土バイパス前交差点に8:32着。 角にあるローソンに入り、今食べる辛子明太子お握りと、向こう数時間の間に食べるクロワッサン5個入りと、紅茶を購入しました。 次のコンビニは小海町内231.5Km地点辺り、約76Kmコンビニが無い区間を走ります。 黒海土を左折し、299号線を志賀坂峠に向けて進みます。 道は緩やかに上って行きます。 身体は至って快調で、緩やかな上り坂も軽々と走れている自分がおります。 昨日の完走への黄色信号は何だったのでしょうか? 今はこのまま身軽に新潟まで辿り着いてしまいそうな心地です。 平日とはいえ、五月連休の谷間でもあり、バイクや自転車のライダー達が時折追い抜いて行きます。 自転車にとっても大変な峠となる訳で、既に暑くなり始めている中、必死に漕いでいる感が伝わって来ます。 黒海土から13Km位来たでしょうか、上り坂の途中にワゴン車を停めて「川の道ランナーがんばれ」とボードを掲げ、一人でやられている私設エイドがありました。 10:22着。 ここで飲み物を水とコーラを交互に何杯か頂き、チョコレートが美味しかったため計5個も食べてしまいました。 ありがたい事に、「もっと食べて行って下さい」と言われますが、「まだこれから120人近いランナーがやって来ますから」と返したら、「無くなったらその時点でエイドは閉店しますからご安心下さい」との事。 訊くとその方自身もランナーで小江戸大江戸200kも毎年走られているそうで、非常に親近感が沸きます。 「今までやって来たランナーの多くは日陰を走り、日向を歩きといった感じで、歩きを混ぜて上って来るのに、ずっと走られていたので健脚だなあと思って見てました」と言って下さるので、昨日の絶不調の話をして、いかに今快適に走れているかを話し、計10分程のんびり滞在してしまいました。 因みに私が歩きを混ぜるとしたら日陰を歩き、日向を走っていた筈です。 小鹿野町役場行路線バスの折り返し地点を過ぎ、 いよいよ急峻な山道となって来ました。 時々急な坂道は歩きを入れますが、基本は走りを中心に、「走り8割、歩き2割」位で進みます。 山腹に這うように道はくねくねと曲がり、大きくヘアピンターンして更にくねくね上っていると、今通って来た道を見通せる所に出て、先程の私設エイドのワゴン車が小さくなって眼下に望めました。 民宿登人という一軒家の前を通ります。 煙が上がっているので営業中と思われますが、こんな周囲に何もない人里離れた山道沿いで大変だなと心配してしまいます。 すぐに二子山登山口へと分岐する道がありました。 更にくねくねと上って行くこと二十数分、標高780m、小鹿野町・志賀坂トンネル入口(CP9-174.0Km)に11:13着。 丁度休まれている自転車ライダーが居られたので、「お互い峠越えお疲れ様です」等と会話したりしました。 お決まりの「何かの大会ですか?」という質問に対し、「東京から新潟まで走る大会です」と答え、驚いて頂きました。 そのライダーは、この後、上野村へ抜けて行くか、戻って途中の二子山登山道を行くか、迷っている最中だそうです。 無事、車に煽られる事なく、狭いトンネルを通過し、群馬県に入りました。 重力に任せて坂を勢い良く下り続け、暫くすると集落が現れました。 埼玉側は最後の集落(民宿登人を除く)から峠までかなり距離があったような気がしましたが、群馬側は峠から2Km弱と意外と短かったです。 日本の典型的な農村風景が広がり、心が温まりました。 更に1Km程下って行くと、恐竜の足跡化石があり、其処でクロワッサン&水の休憩を取りました(11:44着)。 観光に来ていた老夫婦から「何かの大会ですか?」と訊かれ、先程と同じように答え、同じように驚いて頂きました。 先程もランナーを見掛けられたそうで、何処から来たのか気になっておられたそうです。 一通り大会の趣旨や他のランナー達が今から此方へ向かって来る話をしていたら、奥様の方が「レース中なのに呼び止めてしまって済みません。どうぞ先へ進んで下さい」と言って下さいますので、「いえ、そんなに急いでおりませんので……」と言いながら其処を離れました。 514Kmで最大132時間という長丁場で3分、5分の立ち話など誤差にもなり得ないどころか、良い感じで身体を休められました。 其処から約3Km坂を下り、299号線が左折する神流町の中心部に出ました(12:05着)。 此処からは神流川に沿って上流へ向かいます。 志賀坂峠を越えてから利根川水系に入っております。志賀坂トンネルに入る前は荒川水系で水は全て葛西臨海公園にて東京湾に流れ出ますが、此処の水は銚子で太平洋に流れ出ます。 この後、ぶどう峠を一歩でも越えれば、千曲川水系に入り、水は全て新潟で日本海に流れ出ます。 お昼を回り、昨日同様暑くなってきており、自然とペースが落ち、昨日同様の内臓疲労が心配になり始めました。 山間どんどん深くなり、新緑の絨毯が色の濃淡はあれど奥の奥の方までずっと繰り広げられております。 一番奥の高い山はぶどう岳だろうか、今からあんな高い所まで上らないといけないのか、気が遠くなりそう等と思いながら淡々と進みます。 上野村に入ると道路の気温計が27℃を示しておりましたが、体感気温はもっと高く感じます。 12:34、此処でクロワッサン&水の休憩を取りました。 暫くすると後ろから追い付いた自転車ライダーが「日本海まで走る大会ですよね。ナイスランです。小鹿野から走って来ましたけど、貴方の後ろのランナーを抜いてから1時間半も空いてますよ」と声を掛けて下さいました。 旅人算をする必要があるのでその時間が純粋な間隔にはなりませんが、仮に自転車の速度がランの1.5倍とすれば45分は間隔が空いているという計算になります。 周囲のランナーのことはあまり意識していないのですが、本日も朝8時に両神荘を出てから彼是5時間近くランナーを見ておりません。 そうこうしている内に187Km辺りにある道の駅上野に12:56に着き、5時間ぶりに2名のランナーと会い、お互いに「お疲れ様で~す」と言い合いました。 此処では、炭酸飲料と塩バターロールパンを購入し、椅子に座って食べました。 レジにて精算して下さった店員さんが本日同じランナーを見るのは5人目ですと言って下さいますが、此処を通過したランナーもいる筈ですので、やはり8人目、9人目辺りにいる筈です。 パンを美味しく頂き、元気の素を頂き、其処からも炎天下を元気に走ることが出来ました。 気が付いたら先程の二人より先に出ており、緩やかな坂を上がりながら長いトンネルを潜り、再び外に出ると更に暑さに出迎えられと繰り返している内に睡魔がやって来ました。 192.6Km地点にある上野村川の駅にてトイレを済ませた後、日陰のベンチにて少し睡眠を取りました。 17~18分程の眠りの後、説明会の時にあると言われた私設エイドを探しましたが見当たらず、きっと早過ぎて開店前なのかなと思いながらウロウロしていると、昨日荒川後半~波久礼の先まで前後しましたMSさんが居ました。 「私設エイドがなかったので、中でカレーライスを食べました」というので、急にカレーを食べたくなりました。 両神荘を出て来る時に「カレー食べて行く?」と訊かれ、その時は空腹感がなかったために断ったため、心の奥で若干のカレーロスがありましたため、その反動が大きいです。 「私は先に行きます」というMSさんを見送り、上野村産の茸カレーライス(550円)を頂きました。 美味しい~~!!! 採れ立ての素材を食べている感じでした。 睡眠欲も食欲も満足し、14:33に急峻なぶどう峠に向けて出発、此処まで37Kmに渡り299号線を進んで来ましたが、此処からは県道124号に入り、標識の先には御巣鷹の尾根という地名も入っております。 急峻な山の谷間の底を流れる川に沿ってくねくねと3Km半程進むと小海町・ぶどう峠方面と御巣鷹の尾根方面に分岐する三差路にやって来ました(14:58着)。 小さな静かな集落なのですが、日航機墜落事故の時は24時間車が行き来する騒ぎに巻き込まれた場所です。 更に県道を進んで行くと徐々に緩やかな傾斜で上って行く形となりました。 下見をした時はとても走って上れる坂ではないと感じましたが、この界隈はまだそこまできつい斜度ではないので、ゆるジョグペースで走って行きます。 暫くすると歩いているMSさんに追い付きました。 決してトボトボとではなく、それなりに力の入った一定のペースで歩かれているので、このペースに便乗させて戴く事にしました。 MSさんは知多半島の先の方にお住まいで中部セントレア空港が近いので、帰りは新潟→名古屋便を抑えておられるそうで、5月4日の朝便を予約されているそうです。 流石はトップランナーと思いながらも「乗り遅れたらどうなるのですか?」と心配すると、「旅行会社で購入した航空券なので変更が出来ますから大丈夫です」との事。 今年1月には英国にて大雪の中約400Km走る世界有数の超過酷なウルトラマラソンの一つに参加されたそうで、腰まで埋もれる雪の中完走されたそうです(正確には寝袋&テントを一区間持たずに進んだので失格扱いにされたとか?)。 聞いているだけでどれだけ過酷なのか、とてもとても自分には真似が出来ないと強く感じました。 暫くすると下見時にチェックしていた198Km辺りの峠前(太平洋側)最後のトイレが視界に入り、急激な便意を感じておりましたためMSさんに先に行ってと断り、トイレに飛び込みました。 この界隈の工事現場の仮設トイレとして存在している感じです。 両神荘では、胃の中を空にしてしまった後でしたので出が悪かった分、自宅以来2日分が纏めて出た感じでスッキリしました。 再び、身体が軽くなり、軽快に走って行くと、MSさんの背中が見えて来ましたが、向こうも軽快に歩いていますので、追い付くまで時間が掛かりました。 先程お話を遮ってしまいトイレに駆け込んだので、話の続きを聞かせて戴き、此方も一年間どのような大会に出ているのかやブログのお話や通勤ランのお話等をしている内に、歩いているランナーに追い付きました。 KMさん、ゼッケン番号が若いので何度か川の道フルを完走している常連ランナーです。 3人で早歩きをしながらお話をし合い、道が緩やかになったら軽く走り始め、急になったら歩くを3人で繰り返します。 「峠まであと3キロがんばって」という優しい案内標識に元気を貰い、軽快に進んでいると、更に歩いているランナーに追い付きました。 YKさん、私と同じ緑色ゼッケン、つまりフル初挑戦者ですが、昨年ハーフの優勝者であります。 流石速いなとおもいつつも、「一人で眠気に襲われてフラフラしていた所です」との事でしたので、此処からは4人で賑やかに進みました。 事前のシミュレーションではぶどう峠を上っている途中で日が暮れる事になりそうと思っておりましたが、日が差している間に峠を越せそうです。 昔の人達も峠を明るい内に越せるか否かはきっと大きな問題であったことでしょう。コンビニも自動販売機もなかった時代ですし……… 更にくねくねと上って行き、最後は4人でしっかり走り、標高1,510m、ぶどう峠(CP10-207.8Km)に17:12着。 ぶどう峠の上りは予想外に楽しく進むことが出来ました。此方では歩きを基本に、「歩き8割、走り2割」位で来ました。 今立っているこの峠が太平洋と日本海の分水嶺となります。 そして、このぶどう峠にはなんと毎年川の道ランナーのために24時間態勢でサポートして下さる私設エイドがあり、温かいうどんに黒豆、牛蒡、高菜をどっさりと乗せて頂きました。 幸い未だ日が差していますので、寒さに震えてという状態ではなかったですが、身体が温まって非常に美味しかったし、食べ物を美味しく食べられている自分の身体に安心しました。 また、此処で撮って下さった何枚かの写真がとても綺麗に写っており、あまりにも気に入ってしまったため(自分が走っている写真は自分では撮れないので……)、私が『川の道』を走った事を知っている友人、知人、同僚だけでなく、取引先にまでメールでバラ撒いてしまいました。 THさん、素敵な写真をどうもありがとうございました。 ぶどう峠を、MSさん、YKさんの順に出発し、次に私が出ました。 皆、エイドで元気になったようで、下り坂をしっかりとした足取りで駆け下りて行き、各々の間隔は徐々に広がり、15分もするとYKさんの背中は全く見えなくなりました。 長野県北相木村に入りましたが、中々集落は現れません。 既に太陽は山に沈み、徐々に薄暗くなって来ました。 下見の時にチェックしていた池の横に公衆トイレがある所によって小を済ませ、再び下って行きますと、徐々に人家が現れて来て、何となく安全地帯に入った感じです。 暗くなると同時に睡魔が襲って来ました。 集落の中にあるバス停の待合所の椅子は辛うじて真横になれそうな長さがありましたので、此処で少し目を閉じて寝ました。 目覚めたのは10~15分後と思いましたが、丁度KMさんがやって来るところでした。 此処からは夜間照明を点け、反射板を腕と脚に付けて走ります。 視力が0.1ですので、路面の凸凹が殆ど見えません。時々現れる行先案内板も真下に来るまで読めません。 暫くすると歩いているランナーに追い付きました。 此方が元気であったため結構なペースで進んでおりましたため、「お疲れ様で~す!」と言って追い抜いてしまいましたが、川の道レジェンドのSKさんでした。 何処か故障したのでしょうか? あまり元気なく歩いている感じでした。 更に真っ暗な中、下り坂も終わり、車の交通量の増えた県道124号線を進んで行き、小海大橋を渡り、228.0Km地点の小海町・小海大橋交差点(CP11)に20:07着。 あと4Km進めば久々のコンビニが現れます。 何か食べたいものがある訳ではありませんが、コンビニの存在だけで安堵に繋がります。 海外でもジャーニーランをしてみたい場所や道もありますが、コンビニは日本を中心とした東部アジアのみの特権ですので、基本的に自分で食べる物はしっかりと担いで走る覚悟が必要です。 232Km地点辺りにあるローソンにて水だけを購入、半分ほど飲み干し、駐車場の奥の方でフェンスに凭れ掛かり、座ったまま眠りに落ちました。 一人のランナーが「お疲れ様で~す!」と言い、ローソン店内にへ行っていく姿を夢現状態で見ました。 それが誰なのか認識できておりません。 15分程寝た後、再び元気になり、走り始め、国道141号を軽快に北上します。 歩道はかなり凹凸が激しく、ハンドライトでしっかり照らし、ずっと足下を見つめていないと転びそうです。 足下の悪い中を進んでいると、MSさんを含め、2~3人を追い抜きました。 国道141号の北へ向かう道は延々と続きます。 この大会の難関箇所の一つ新潟の国道8号の直線道路に匹敵する程、いつまでも同じ道路がほぼ直線的に延々と続きます。 ローソンを出てから1時間半ほど走ると、漸く片側2車線に広い道になり、歩道も舗装されて来ました。 更に元気が出たものの、緩やかな上り坂では歩いて進みます。 佐久市街中心部に入る前の中込大橋を渡り、上り坂を歩いて行き、再び走り始めると建物の影にランナーの気配がして、通り過ぎるギリギリのタイミングで「お疲れ様です」とだけ声を掛けました。 深夜に近付き、此方も思考停止状態に近付いております。 暫くすると背後からザッ、ザッ、ザッ、と大きいストライドの足音が近付いて来て、私の横に並び「貴方の走っている姿で元気付けられ再度走り出す力が漲りました」と言って下さいます。 強い睡魔に襲われて動けなくなって来た所、走ってくるランナーの足音を聞いて元気が甦ったそうです。 そのランナーはKKさんで、昨年4位89時間台でゴールされた所謂上位陣の一人です。 「一緒に付いて行って良いですか?」と訊かれますが、並んで走ると軽々と5分台/Kmを維持されますので、速過ぎて付いて行くのが大変です。 佐久平駅へ入って行く道を見送り、次の佐久市・長土呂南交差点(CP12-251.7Km)に23:25着。 KKさんは写真を撮るだけして、その場では記録表に記入しないとの事。 私も必ず写真は取るようにして同時に記入もしておりますが、雨が降り始めたら同じような行動を取る必要があります。 明日から雨でしょうか? 国道141号から旧道に入り、小諸へ向かいます。 いよいよあと8Km。 昨年、一昨年と小諸に向かう高速バスで通りましたので、歩道の狭さと軽いアップダウンの繰り返しは知っているつもりでしたが、深夜で思考能力停止状態では結構きつく長く感じましたが、KKさんと話しながら進めましたので、睡魔もやって来ずに済みましたので、私の方も助かりました。 四谷交差点を左折、小諸市街に入って行きます。 此処からセブンイレブンのある南町交差点までバスではすぐに通過した印象でしたが、走っていると意外と長く、おかしいなと感じていると、KKさんから「まだ暫くありますよ」との事。 四谷から2Km走ると、セブンイレブンが現れ、此処で夜食に缶珈琲とカレーパンとクロワッサンを購入。 今晩のレストポイント小諸GCH(グランドキャッスルホテル)では布団と風呂はありますが、食事の賄いはありません。 線路を渡り、小諸駅裏口の小さなアップダウンをやり過ごし、小諸GCH(CP13-259.6Km、レストポイント2)に5月2日(水)0:31着。 KKさんより先に計測させて戴きましたが、2位で自分の名前が更新されてビックリ!! 1位のTTさんとの差は2時間近くありますので、そこは別格ですが……… 深夜のため大浴場は開いていないため、寝室のユニットバスを使うことになるのですが、1時間半位の睡眠で出て行くというKKさんに先に入って頂き、ゆっくりと荷物整理をしながら、寝る支度を整えます。 私の此処での休憩の仕方は目が覚めるまで、完全に眠気が取れるまで、ひたすら寝るという作戦で何時間か分かりませんが、極力身体を休めようと思います。 説明会の時に館山代表が力説されておりました。 「この大会は514Kmという長丁場なのに、完走率が毎年約75%と高いのは、単に制限時間が長いだけでなく、3つあるレストポイントで各々最低2時間は休むというルールを設けているからだと思っております。眠くなくても横になって目を閉じるだけでも身体は休まり、疲れは取れて、身体は回復します」というアドバイスに従って、しっかり寝る事にしました。 第一、今はとにかく眠い!! 既に熟睡中のKKさんに続いてシャワーを浴びます。 足の周りの汚れがとにかく酷いです。 昨日、本日と穴の開いた履き尽くした靴下を履いていましたので、惜しげなくゴミ箱に捨てられました。 数か月前から各レストポイントにて履き尽くした靴下を捨てて行くという計画を立てておりました。 出発し易いように再び荷物整理していると、私より約1時間遅れでYKさんが丁度到着した所で、お互いの此処までの健闘を称え、真っ暗な寝室に入り眠りに落ちました。

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