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カテゴリ:時事
下の動画をYouTubeで見つけ、ぜひこれを転載したかったので、先の「なごり雪」で転載テストをしたのですが、不可能であることがわかったのでリンクを貼ります。
「Racist Australia and Japanese whaling 白豪主義オーストラリアと反捕鯨」 ※ カンガルーの子供を踏み殺す画像などが含まれるので、閲覧注意。 オーストラリアは、時差があまりなくて比較的近く、夏冬逆なので、いつか観光に行って見たい気はするのですが、まだ機会がありません。 また、日本にいると流れてくる海外ニュースのほとんどは米国のもので、たまにヨーロッパ関係が少し、という感じで、オーストラリア関連はめったに目にしません。 最近でかろうじて記憶に残っているのはこんなところでしょうか。 ・ ヘイデン・パネッティーア(Hayden Panettiere)が来日し、和歌山・太地町のイルカ漁に抗議行動 イルカは漁の害獣として駆除されているのかと思ったら、どうも食用にもしている模様。まあ、わざわざそんなものを食べなくてもとは思うけれど、絶滅の危険がなく害獣なのであれば、現実問題として駆除も仕方がないのかと思うので、海岸に上がって「イルカがかわいそう」と泣き崩れる20歳そこそこの女優の映像が昨年11月にテレビで流れたときは、ちょっと奇異な気がしました。 ・ 昨年12月、在豪日本領事館内でオーストラリアの反捕鯨団体の活動家達が日本領事館内で抗議活動を行い、赤インクを撒いたが検挙されず。 この国は、ロブスターを食べるために殺すのに、冷やして痛覚麻痺させた後、速やかに脊髄を切断するという法律があるので、伊勢海老の生け作りはおろか、生きてる奴をそのまま鍋に放り込んで茹でることすら法律違反です。 生き物に並外れて優しい国なのかとという印象だったので、この動画を見て驚きました。結局、自分たちが伝統的に食用にしてこなかった海のものについては非常に優しい一方、陸のものには先住民も含めて基準が別、ということでしょうか。 加えて、動画の中にあるビールのCMは、もう文明国家とは思えないレベルで、これは明らかに人種差別的なものです。 昨夏の、ブリヂストン美術館での「オーストラリア現代美術展」(当時の記事はこちら)の際に、アボリジニの同化政策をちょっと調べたのですが、原住民の参政権が認められたのは1962年、原住民の子供たちを親から取り上げる隔離同化政策は1969年まで続き、国勢調査にオーストラリアの人口としてカウントされるようになったのは翌年からです。 文化的違い、といえばそれまでなの話なのかもしれませんが、自国の感覚を絶対基準として、文化の違う他国にまで押し付ける傲慢さは、仕事で対米協議とかやってて痛切に感じましたが、オーストラリアもそうなんですかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.12 10:52:11
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